サステナブルな旅。必ずしも持続可能ではない。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のマティアス・ブラント(Mathias Brandt)は2022年06月13日に、観光は、空の旅や地元のレジャー活動など、さまざまな形で環境に影響を与える。
だからこそ、観光をできるだけ持続可能なものにすることが重要。
https://time-az.com/main/detail/77105
しかし、Statista Global Consumer Surveyのデータが示すように、今のところ消費者には限られた範囲にしか届いていない。
例えば、ドイツでは、旅行における持続可能性を重要視する回答者は5分の1程度に過ぎない。
これは、同時に52%の人が休日に自然の中で過ごすのが好きだと答えていることからも不思議なことである。
しかし、環境汚染によって深刻な危機に瀕しているのは、まさに自然。
特に、世界のCO2排出量の絶対値で最も多い中国においては、サステナビリティの考え方が顕著で、自然とサステナビリティのギャップは、イギリス人が最も小さい。イギリスの調査参加者のうち、自然志向の休暇を重視する人は3分の1に過ぎず、23%が持続可能な観光を重要視していることが判った。
ただし、一石二鳥のプランは、失敗することが多い。
多くの旅行代理店が、サステナブルな旅(Auf Raisen gerne in der Natur)と持続可能な旅(Nachhaltigkeit ist bei Reisen wichtig)を同一視している。
どうも理解しないで、言葉だけの宣伝に利用している。