ウクライナ大統領、ロシアがウクライナ東部で新たな軍事攻勢を開始。

米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は2022年04月18日に、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(President Volodymyr Zelensky)は、ロシア軍がドンバス(Donbas)での戦闘を開始したと発表した。

ゼレンスキー大統領は2022年04月18月曜日に、ロシア軍がウクライナ東部で新たな攻勢を開始したと述べ、ロシアと西側の新たな対立をもたらした侵略の最新局面を示唆した。

「ロシア軍は、長い間準備してきたドンバスでの戦いを開始した」とゼレンスキー大統領は月曜遅くに演説した。
「軍の大部分はこの攻勢を実行するために集中されている。」

さらにこの作戦は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が直接指令を与えている可能性もある。

WSJは、ロシア大統領の傲慢さとソビエト連邦再建の夢は、彼を破滅に追い込むだろう。

プーチンは自らの破滅を確実にしたと伝えた。

https://time-az.com/main/detail/76682

ウォルター・ラッセル・ミード(Walter Russell Mead)は、ロシアとウクライナは、第二次世界大戦以来、ヨーロッパで最大の戦車戦となる可能性があり、ウラジーミル・プーチンの戦争の行方を予測することは不可能なままである。

ウクライナ東部の平坦な開けた土地での大規模な戦車や大砲の戦闘は、モスクワに有利であり、ロシアの軍事マシンの圧倒的な重量は、領土を獲得させる可能性もあるが、他の結果もあり得るのである。ウクライナの勇気、戦術的な卓越性、西側諸国の武器や装備へのアクセスによって、ロシアが再び屈辱的な後退を繰り返す可能性もある。

プーチンにとって最悪のシナリオは、ロシアのウクライナ戦争が包括的な軍事的敗北に終わり、ドンバスとモルドバ(Moldova)の親ロシア派の飛び地が崩壊し、ウクライナが西側に統合されることである。このような敗北は、個人的な屈辱以上のものであり、彼にとってキャリアを断ち切るほどの後退となり得る。また、ロシアの地位と自己イメージに心理的、戦略的な衝撃を与えるだろう。ロシアの歴史の流れが変わると伝えている。

確かに、ロシアの軍事マシンの圧倒的な重量は、領土を獲得させる可能性もあるが、そこで使用されている武器は、全て古い。アメリカが投入した武器は、これまで続けてきた先頭で築かれてきた最新式である。

もし、これでロシアが勝利すると、米国は、中国にも勝てないことになり、逆に、アメリカの歴史の流れが変わる。
残念なことは、米国は朝鮮戦争以降、勝ったことがない。

表面はロシアとウクライナであるが、実際は、ロシアとアメリカである。