世界が抱える気候変動への負債。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、レネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告と共に2022年11月08日に、米国は、1970年以降、世界で最も多くの温室効果ガスである二酸化炭素を排出している国である。
2位は中国、3位はロシアと続いている。
これは、EU委員会の地球大気研究所の排出量データベースのデータ(Basis von Daten der Emissions Database for Global Atmospheric Research der EU-Kommission)を基にしたStatistaのグラフィックに示されている。
ドイツは490億トンで、日本、インドに次いで6位である。
2021年だけを見ると、このStatistaのグラフィックが示すように、順位は異なっている。
それによると、現在、多くのアジア諸国が最大の排出国の一つとなっている。
中国は2021年に125億トンを排出する世界最大のCO₂排出国である。
日本は、その中国の風下に位置して、最悪である。
エネルギー転換を始めたとはいえ、石炭火力発電所の建設は続いており、その技術も他国に輸出している。
一方、1970年代は、このStatistaのグラフが示すように、ヨーロッパ諸国の大半がCO₂排出量の多い国であった。
このような大きな期間の累積データを求めるために、1970年から2015年までの各国の排出量をIEAのエネルギー収支データを基に推計した。
2016年以降は、BP社の「Statistical Review of World Energy Statistics」に基づいて調査している。
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