ドイツで、SPDの盛り返がしもの凄く。激しくなった。

画像1

ドイツで2021年09月26日に行われる連邦議会選挙を前に、連立与党に参加する中道左派のSPD(Sozialdemokratische Partei Deutschlands/社会民主)の支持率が、アンゲラ・メルケル首相(Bundeskanzlerin Angela Merkel/Chancellor Angela Merkel)が所属する中道右派の与党・CDU(Christlich Demokratische Union/キリスト教民主同盟)と姉妹政党であCSU(Christlich Soziale Union/キリスト教社会同盟)の保守連合を抜いた。

https://time-az.com/main/detail/75057

まるで、シュミット、ゲンシャー、コンラード・アデナウアー、ブラントなどが活躍した時代の再来である。
これだけSPDが注目されるには、それだけの理由がある。

画像2

わたしは、アンゲラ・メルケルがあまりにも多くの人が死に過ぎ、判断が遅くなったと指摘したことが、数回あった。

あの時、感情に動かされ、泣き出した時に、アンゲラ・メルケルが時代に乗り遅れ始めたと感じた。

画像3

SPDの支持率がCDU・CSUを上回ったのは過去15年弱で初。ドイツの世論調査機関フォルサ(Forsa Institute)が24日に公表した最新調査で明らかとなった。

画像4

フォルサは今回、有権者2,504人を対象として8月17~23日に調査を実施した。SPDの支持率は、前週から2ポイント上昇し、23%で首位に浮上。CDU・CSUは1ポイント落とし22%で2位に転落した。野党の90年連合・緑の党は1ポイント低下し、18%だった。

画像5

SPDの支持率がCDU・CSUを上回ったのは2006年10月以降で初。CDUの支持率は1984年のフォルサ設立以来、最低水準に落ち込んでいる。SPDのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)財務相の支持率は引き続き上昇傾向にある半面、メルケル首相の後任候補として有力視されるCDUのラシェット党首は落ち込んでいる。

画像6

CDU・CSUの支持率は、6月後半~7月中旬には28~30%を推移していたものの、最近は低下傾向にある。背景には、アルミン・ラシェット(Armin Laschet)が7月に西部を中心に発生した洪水の被災地訪問時に関係者と談笑した姿が撮影され批判を浴び、謝罪に追い込まれたことなどが影響しているとされる。

しかし、どの国の政治家も、波に乗ると怖い〜!

もう何年も、SPDはダメな政党であった。

こんなに過ごいことが追こっおった。

わたしが初めてドイツに着いた時も連邦議会選挙前であった。

まるで、現在の自民党である。雪に埋もれた自民党である。

もっとも、日本の場合は、野党もダメ!与野党がダメ!

さらにヨーロッパを代表して、中国に向かうドイツの軍艦も目を引いている。

2021-08-05---ドイツの社会民主党SPD支持率が上昇傾向。
2021-08-03---ドイツの軍艦「バイエルン」上海寄港で、北京からベルリンへ!
2021-08-03---ドイツ緑の党、総選挙向け支持率挽回へ。緊急気候保護プログラム発表。
2021-06-21---ドイツ与党CDUとCSU、マニフェスト公表。
2021-05-09---ドイツの連立与党SPD、首相候補にショルツを擁立。
2021-02-07---ドイツの連立与党SPD、総選挙で2050年の炭素中立を公約にした。
2020-12-15---ドイツ、Huaweiの5G機器供給を容認。

画像7


いいなと思ったら応援しよう!