ケニアのSafaricom、モバイル・マネーの動きについてAmazonと協議。
携帯電話の世界標準になったヨーロッパのGSMAが、最新情報を配信している「Mobile World Live」は2021年05月14日に、Bloombergからの情報として、ケニアの通信事業者Safaricom社は、世界で最初に成功した同社のモバイル・マネー・プラットフォーム「m-Pesa」を利用した決済の受け入れについて、小売大手のAmazon社と協議していることを報じたと報告した。
Safaricom社のCEOであるピーター・ンデグワ(Peter Ndegwa)は、Safaricom社の年次決算記者会見において、Amazonのオンライン販売チャネルでのモバイル・マネー・サービスの利用に関する話し合いを明らかにした。
同氏は、アマゾンとの提携は、さまざまな分野でますます重要になっていると述べ、クラウドサービスについても言及した。
M-Pesaは、Safaricom社の売上高の33%を占めており、顧客は国内外のさまざまな取引に利用している。
Safaricom社は、Visa、Alibaba、PayPal、Western Unionなど、M-Pesaの利用を拡大するために、国際的な企業とさまざまな契約を結んでいる。
m-Pesaの収入は1%減少し、メッセージングサービスや音声サービスも減少しまが、データ使用量の増加で一部相殺された。
Safaricom社のM-Pesaがこの結果では、他も想像できる。
GSMAが配信している「Mobile World Live」のモバイル・マネー・シリーズは、長い間ほぼ休館状態であった。