マトリックス法によるBITCOINテクニカル分析(2024/4/5)
CoinDeskJapanは2024年04月05日に、楽天ウォレット・シニア・アナリスト松田康生によるBITCOIN分析を紹介した。
面白い!
ビットコイン相場を
①パターン分析
②移動平均線(9MA・25MA)
③一目均衡表
④ボリンジャーバンド
⑤MACD
⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。
代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
サマリー
総合評点は2.8。平均水準で横ばいと言いたいところだが、パターンで上昇トライアングルの強い上抜けサインが出る一方で、MACD・RSIともにダイバージェンス気味で調整を示唆、と反対方向の強めのサインが出ており、判断に迷う。
BTC市場の場合、時として、上も、下も、両方やることがあり、今回はまず半減期期待で上をトライし、その後にSell the Fact気味に調整するイメージか。
なお、こちらでは楽天ウォレットの証拠金取引所のBTCJPYのチャートを使用しております。
https://exchange.rakuten-wallet.co.jp/
BTCUSDのチャートはこちらご参照ください(リンク先はTradingView社のサイトです)。
https://www.tradingview.com/symbols/BTCUSD/
パターン分析
BTCは2月3月の上昇相場が一服、925~1090万円の大きなレンジに入った。1090万円で上値を押さえられているが、下値を徐々に切り上げており、レンジ上抜けを示唆する上昇トライアングルを形成した。直近でも1080万円から980万円の下落の半値戻しである1030万円を上抜けており、全値戻しが見えてきている。
評点:5
移動平均線
ゴールデンクロス発生したが、9MAが下向きで、このままではデッドクロスしても不思議はない。
評点:3
一目均衡表
遅行線がローソク足と交錯し3役好転の買いサイン消滅。売りサインは出ていないが、2月から続く上昇相場の終焉を示唆している。
評点:3
ボリンジャーバンド
バンドがスクィーズ、レンジ取引を示唆。
評点:3
MACD
ゴールデンクロスに至らず。両線とも下向きで、微かにダイバージェンスにも見える。
評点:1
RSI
50台だが、こちらも微かにダイバージェンス気味。
評点:2
評点
松田康生
楽天ウォレットシニアアナリスト 東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
「楽天」は、この方式でAI(Artificial Intelligence/人工知能)ツールを開発す流ことだろう。
ヤマカン投資時代は孫正義の失敗で終焉が証明された。
https://www.coindeskjapan.com/227443/
https://www.coindeskjapan.com/author/rakuten_matsuda/