国立動物園が霊長類にCOVID-19のワクチン接種が必要。
米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2021年10月18日に、スミソニアン国立動物園(Smithsonian’s National Zoo)および保全生物学研究所(Conservation Biology Institute)は、今週、数頭の霊長類にCOVID-19のワクチンを接種したが、これは各施設における動物へのコロナウイルスの予防接種の始まりに過ぎないと報告した。
動物園のプレスリリースによると、水曜日にスタッフが、オランウータン(orangutans)7頭、ニシローランドゴリラ(western lowland gorilla)1頭、白耳のティティサル(white-eared titi monkey)1頭、エンペロータリン(emperor tamarins)2頭の計11頭に2回のワクチン接種を行ったと伝えている。
https://time-az.com/main/detail/75415
動物園が投稿したビデオには、「参加してくれた動物たちにはハチミツが与えられた。」と記されていた。
今回使用されたワクチンは、ミシガン(Michigan)州に本社を置く動物用医薬品会社ゾエティス(Zoetis)社が、パンデミックの初期に中国の犬がウイルスに感染したのを見て、動物用に特別に開発したものだという。
多分量を変えたか?塩水などで薄めたのだろう。
ゾエティス社は2021年07月のプレスリリースで、その注射は「米国農務省によりケースバイケースで」動物園の動物たちに許可されているが、その注射は「現時点ではペットや家畜には必要ない」と述べている。
ただし、香港などでは、犬や猫を介して感染する危険性をしていたが、その後の結果は報告されていない。
また、国立動物園は、先月COVID-19の「推定陽性」と判定された飼育中のライオンとトラの状況を報告し、これらの大型猫は「順調に回復している」「行動、飲食ともに正常である。」と述べた。
動物園は、「動物園およびバージニア州フロントロイヤルにあるスミソニアン保全生物学研究所(the Zoo and at the Smithsonian Conservation Biology Institute in Front Royal, Virginia)において、感受性の高い種として特定された動物を対象に、今後数ヶ月間ワクチンの投与を継続する。」と説明し、「ライオンとトラは感染後90日以内にワクチンを投与する」と付け加えた。
国立動物園は、Fox Newsの接種に関する質問にすぐには答えていない。
国内各地の動物園では、ゾエティス社のワクチンを無数の種に接種するケースが増えている。
CBSニュースによると、オークランド動物園(Oakland Zoo)は夏の間に一部の動物にこのジャブを使用しており、デンバー動物園(Denver Zoo)も同じことをする予定だという。
FOX 35 は木曜日に、タンパ動物園(ZooTampa)も動物へのワクチン接種を開始したと報じました。
「フロリダパンサー(Florida panthers)、スカンク(skunks)、カワウソ(otters)、霊長類(primates)などの種がワクチン接種の対象になっています。」とFOX35は報じている。「動物園では、93匹の動物を含む約19種の動物にワクチンを接種するのに十分な量を受け取っている。」
またまた、動物業者が、愛玩用動物ワクチンやPCR検査だと言って、大儲けしそうである。
保険や国家支援はない。
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