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イギリスの保守党、徴兵制復活を公約。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年05月28日に、イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)は2024年05月26日に、2024年07月04日の総選挙で与党・保守党が勝利すれば、18歳の国民を対象に1年間の兵役または社会奉仕活動を義務付ける方針を明らかにした。

兵力の増強に向け、1960年に廃止された徴兵制(national service)を復活する。支持率で同党を大きくリードする最大野党・労働党は、「票目当ての必死の策だ」と批判している。

保守党の計画によると、18歳の国民は男女を問わず1年にわたりフルタイムで兵役に就くか、月に1度、週末に国民医療制度(NHS)や消防署、警察で奉仕活動をすることを義務付けられる。

イギリス軍はこの制度に基づき年間3万人を受け入れる。

スナク首相は、「若者は貴重なスキルを身につけるとともに、国家安全保障が向上し、より強固な国民文化が築かれる。」と強調した。新制度の費用£25億は、脱税や租税回避の取り締まりと、地域格差解消のための基金からの拠出で賄うとしている。

これに対しイギリスの最大野党・労働党(Labour)の党首サー・キア・スターマー(Sir Keir Rodney Starmer)は、多額の資金を新制度に費やすことを批判し、「労働党ならこれをNHSへの投資に充てる」と指摘した。また、同党の報道官は、「兵力の見直しが必要になったのは、そもそも保守党政権下でイギリス軍が空洞化したからだ」と批判している。

イギリス軍の人員数は、保守党政権が発足した2010年には約10万人だったが、現在は7万3,000人。ウクライナ侵攻でロシアの脅威が高まる中、軍部は「国民軍」の必要性も示唆していたが、政府はこれまで拒否していた。

八方塞がりで、愛国心に訴えたのだろう。
やれることなんでもするということだろう。

このままでは。犬死になる。

ヨーロッパでは、愛国心は重要である。それだけ困っているということだろう。

自民党も、明らかな愛国心に訴えられれば---でも今の状況では無理だろう。

今言い出すと、右翼だと言われる。

https://www.abc.nはet.au/news/2024-05-27/what-is-rishi-sunak-plan-for-uk-national-service/103896120
https://www.bbc.com/news/articles/c988jdxl02vo
https://www.nbcnews.com/news/world/sunak-national-service-18-year-olds-uk-election-rcna154155
https://news.sky.com/video/rishi-sunak-says-he-will-bring-back-national-service-if-tories-win-general-election-13143262

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