選挙前のS&P500の上昇で、ハリス大統領誕生」の確率は80%以上
ForbesJAPANは2024年10月15日に、「選挙前の株高で「ハリス大統領誕生」の確率は80%以上との見方」と言う記事をForbes Staffのデレック・サウル(Derek Saul)の記事を紹介した。
また、CoinDeskJapanのオマール・ゴッドボーレ(Omkar Godbol)は2024年10月08日に、「米大統領選を前に、ビットコインとS&P500のオプションが異なるトレンドを示す」を紹介いた。
とくに、ビットコイン(BTC)が通常、S&P500と足並みを揃えて動くという考え方は、今では一般的に受け入れられている。しかし、オプション市場の価格動向が相反する傾向を示していることから、アメリカの大統領選挙を前に、この正の相関関係が試される可能性があると言う記事が気になった。
さらに、ビットコインとS&P500のオプションの乖離は、「何か大きなことが起こる前兆だ」と、ブロック・ショールズ(Block Scholes)のCEO兼創設者であるイーモン・ガシエ(Eamonn Gashier)は述べている。
IMF(International Monetary Fund/国際通貨基金)を始め、あらゆる経済情報で、米国大統領選がある年は、過去100年間でほとんどのS&P500が上昇すると言う記事を見た。
そこで私はNISAのソフトバンク・インヴェストメント(Softbank Investment)でS&P500を小額だが買った。
これは儲けるよりも、過去の歴史は正しいかを楽しむためだ。
選挙後に急落するのも共通している。
米国のWSJ(Wall Street Journal/ウォールストリート・ジャーナル)(電子版)は2024年08月30日に、米国の主要株価指数は月間上昇で不安定な8月を終えたと報告した。
7月末から、S&P500は2.3%上昇、ダウ工業株30種平均は1.8%、ハイテク株中心のナスダック総合指数は0.6%上昇したと報告した。
また、ForbesJAPANは、1928年以降のデータを見ると、選挙前の3カ月間にS&P500が上昇した15回の選挙のうちの12回で、与党候補が勝利していた。しかし、S&P500が下落した9回の選挙のうちの8回で与党の候補は敗北しており、この指標の予測の精度は83%とされている。
S&P500は、8月5日以降に12%以上上昇しており、11月5日の投票日までの3カ月間で上昇を続ける可能性が高まっている。8月5日は、景気後退への懸念からS&P500が過去23カ月間で最悪の落ち込みを記録した日で、トランプ前大統領はこの急落を「カマラ・クラッシュ」と呼んでいた。しかし、それ以降に市場は回復した。
ただし、前回の大統領選挙では、この指標の予測は外れていた。2020年の選挙前の3カ月のS&P500は、2.3%上昇していたが、当時の現職大統領のトランプは、民主党の挑戦者だったバイデン大統領に敗れていた。
2024年11月の大統領選が間近に迫る中で、株式市場の動向を基に大統領選挙の結果を予測する、ある指標が注目を集めている。その指標とは、選挙前の3カ月間でS&P500が上昇すると、80%以上の確率で与党候補が勝利するというものだ。
1928年以降のデータを見ると、選挙前の3カ月間にS&P500が上昇した15回の選挙のうちの12回で、与党候補が勝利していた。しかし、S&P500が下落した9回の選挙のうちの8回で与党の候補は敗北しており、この指標の予測の精度は83%とされている。
また、ここ最近の選挙のベッティング(賭け)市場ではトランプに有利な傾向が示されており、Kalshi(カルシ)やPolymarket(ポリマーケット)、PredictIt(プレディクトイット)などのプラットフォームは、トランプが勝利する確率を約53%と見積もっている。一方、世論調査の集計サイトのファイブサーティエイトは、ハリスが大統領になる確率を53%としている。
https://forbesjapan.com/articles/detail/74343
https://www.coindeskjapan.com/255359/