トランプ大統領は祝賀電話会談中にウクライナのゼレンスキー大統領とイーロン・マスクを電話会議に招いた
キエフ、ウクライナ支局のAP通信のハンナ・アルヒロヴァ(Hanna Arhirova)、アドリアナ・ゴメス・リコン(Adriana Gomez Licon)、ジーク・ミラー(Zeke Miller)は2024年11月09日に、ドナルド・トランプ次期大統領は、ウクライナの指導者が次期米国大統領に祝意を伝えるために電話をかけた際、億万長者のイーロン・マスク(Elon Musk)をウォロディミル・ゼレンスキー大統領(President Volodymyr Zelenskyy)と電話口でつないだ、とこの電話を直接知るウクライナ当局者が語ったと報告した。
この件について公にコメントする権限のないこの人物は、ゼレンスキー大統領とマスクがトランプとの電話中に会話をしたことを認めたが、水曜日の会話の間ずっとマスクは電話口にいなかったようだ。トランプはマスクに電話を手渡したようで、ウクライナ大統領はスペースXの所有者に対し、スターリンク衛星インターネットプラットフォームへのアクセスを自国に支援してくれたことに感謝した、と、その人物は語った。
この電話にマスクが出席したことは、次期大統領の側近における同氏の影響力を浮き彫りにする。
トランプは、政府の効率化に重点を置く政権でマスクが正式な役割を果たす可能性があるとほのめかしており、スペースXの有利な政府契約を考えると、潜在的な利益相反について疑問が生じている。
トランプが2025年01月20日に大統領に就任する準備を進める中、ゼレンスキーとのやり取りは注目されており、ロシアのほぼ3年にわたる侵攻に対するワシントンの揺るぎない支持に変化が見られる。
トランプは戦争を速やかに終わらせると約束し、キエフは和平と引き換えにモスクワに領土の一部を譲渡することに同意すべきだと示唆したが、ゼレンスキーはこの条件を拒否した。
米国がロシアとの戦いで初めてウクライナに武器を送ったのはトランプ政権下の2017年だった。これらのジャベリン対戦車ミサイルは、2022年の本格的な侵攻をウクライナが最初に防ぐ能力にとって不可欠だった。
ジョー・バイデン大統領の政権(President Joe Biden’s administration)はウクライナに数百億ドルの軍事・経済援助を送っており、トランプと次期副大統領のJD・ヴァンス(Vice President-elect JD Vance)から批判を浴びている。彼らは米国の海外紛争への関与を警戒しており、その資金は国内で使った方がよいと示唆している。
それは正しい。ウクライナはドブに数百億ドルの軍事・経済援助全額を捨てた。
効果ゼロ。大量のウクライナ国民を殺したので、マイナスである。
トランプ大統領はウラジーミル・プーチン大統領(President Vladimir Putin)との良好な関係をアピールし、ウクライナ侵攻についてロシアの指導者を「かなり賢明」と評した。また、ゼレンスキーについては米国の援助を勝ち取った「地球上で最も偉大なセールスマン」と評した。
ゼレンスキーは、ホワイトハウスを勝ち取って以来、フロリダにある私設クラブと邸宅に滞在しているトランプと話をした数十人の世界の指導者、企業幹部、政治指導者のうちの一人に過ぎない。
トランプ政権移行チームは、私的な会合についてはコメントしないとしている。
ただし、明らかにトランプは、ゼレンスキー大統領に興味がないということだろう。
つまり、日本で言う。あしらわれたと言うことだろう。
トランプとゼレンスキーの電話会談にマスクが同席していたことを最初に報じたのは「アクシオス(Axios)」である。