イギリス、全成人にブースター接種。オミクロン株対策へ間隔も短縮。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年12月01日に、イギリス政府は2021年11月30日に、2022年01月までに新型コロナウイルスワクチンのブースター接種の対象を18歳以上の全成人に拡大すると発表した。
新変異株「オミクロン株」の感染拡大を防止するためで、2回目の接種からの間隔も6カ月から3カ月に短縮する。
しかし、すでにワクチンを接種している健康な人は、感染しても2〜3日に治った人や、後遺症もない人が多いという報告が南アフリカから届いている。
イギリスのワクチン展開計画の諮問機関JCVI(Joint Committee on Vaccination and Immunisation/予防接種・免疫合同委員会)は2021年11月29日に、ブースター接種の対象拡大を勧告。
ブースター接種の対象年齢はこれまで40歳以上だった。
もしかすると、それで良いかも?
https://time-az.com/main/detail/75726
JCVIはさらに、3回目の接種を完了した重度の免疫不全状態の人は、最低3カ月の期間を空けて4回目のブースター接種を受けるべきとも推奨した。
まだ、そこまでしなくても良いかもしれない。
ブースター接種に使われるのは、米国のファイザー(Pfizer)とドイツのビオンテック(BioNTech)製30 microgram、または米国のモデルナ(Moderna)製50 microgramのワクチン。JCVIはこれらのワクチンはブースターとして接種することで、抗体レベルが大幅に増加することが示されているとしている。
また、全ての12~15歳の子どもに2回目の接種も提供する。1回目から12週間後以降に受けられる。イギリスで使用が承認されていない5~11歳へのワクチン接種については、引き続きデータを基に検討を続けるという。
JCVIは、オミクロン株の感染拡大のピークを招く前にワクチン接種の展開をさらに加速させることが必要と強調。ただ、現時点では同変異株が従来の新型コロナウイルスに比べて重篤な症状を引き起こし、死亡率を高めるなどのデータはないとしている。
この亜種は現在、
南アフリカ(South Africa)
ボツワナ(Botswana)
ジンバブエ(Zimbabwe)
ナミビア(Namibia)
レソト(Lesotho)
エスワティニ(Eswatini)
モザンビーク(Mozambique)
マラウイ(Malawi)
イギリス(UK)
オランダ(The Netherlands/Netherlands)
ドイツ(Germany)
イタリア(Italy)
デンマーク(Dansk)
ベルギー(Belgium)
イスラエル(Israel)
オーストラリア(Australia)
香港(HongKong)
日本
ポルトガル(Portugal)
スウェーデン(Sweden)から、報告されている。
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