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衛星画像から、中国が米軍機への攻撃を訓練していることがうかがえる。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のデジタル・エディターであるシア・ドリスコル(Shea Driscoll)は、「SCMP」のシルビー・チュアン(Sylvie Zhuang)の2024年07月11日にネット上に公開された衛星画像のレポートを紹介し、PLA(People’s Liberation Army/人民解放軍)がステルス戦闘機(stealth fighters)や空母(aircraft carriers)への攻撃を訓練していることがうかがえると報告した。

最近の衛星画像には、中国軍が新疆ウイグル自治区の砂漠で米軍の戦闘機や空母への攻撃訓練を行っている様子がうかがえる。これは、紛争が起こった場合の中国軍の戦略に関する手がかりとなる可能性がある。
5月29日にGoogle Earthで撮影された画像には、模型の空母と、米軍のステルス戦闘機に似た20機以上のジェット機のレプリカが写っている。

トルコのClash ReportがX(旧Twitter)に投稿した4枚の衛星画像を含む投稿には、「中国人民解放軍空軍のパイロット(Chinese PLA Air Force pilots)は、米軍のF-35とF-22の模型に対する空爆の訓練を学んでいる」と書かれている。

https://x.com/JosephWen___/status/1772446247795708023

この軍事ブログアカウントは、その場所をタクラマカン砂漠のカキリク(Qakilik in the Taklamakan Desert)と特定している。Postは画像を確認できず、中国からの公式な確認はない。


これらのレプリカのいくつかは、ひどく損傷しているようだ。

シンガポールのS・ラジャラトナム国際問題学院の研究員コリン・コー(Collin Koh, a research fellow at the S. Rajaratnam School of International Studies in Singapore)によると、この演習は米海軍の脅威を無力化するためにPLAが長距離弾道ミサイル(long-range ballistic)と巡航ミサイルシステム(cruise missile systems)を構築しようとしていることを反映しているというと書いている。

米軍空母の模型

タクラマカン砂漠のカキリク(Qakilik in the Taklamakan Desert)の緯度、経度。
39°01'25.4"N 88°10'02.2"E
または、
39.023731, 88.167281

https://www.scmp.com/news/china/military/article/3269927/do-these-satellite-images-hint-chinas-strategy-war-us
https://www.sandboxx.us/news/china-spotted-using-mock-ups-of-american-stealth-fighters-to-train-its-pilots/
https://www.bangkokpost.com/world/2827318/satellite-images-suggest-china-has-been-practising-for-strikes-on-us-jets
https://www.thedefensepost.com/2024/07/01/china-mockups-american-warplanes/
https://bulgarianmilitary.com/2024/06/21/mockups-of-f-35s-and-f-22s-attacked-in-taklamakan-desert-images/
https://www.businessinsider.com/china-built-apparent-mock-ups-us-aircraft-in-the-desert-2024-6
https://interestingengineering.com/innovation/china-fake-us-warplanes-target-practice
https://www.eurasiantimes.com/china-bombs-f-22-fighters-at-alaska-afb/

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