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イギリス政府、チェルシーオーナーら、新興財閥7人を制裁に追加。
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ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年03月11日に、イギリス政府は2022年03月10日に、ロシアのウクライナ侵攻を受けた経済制裁を強化し、ロシア新興財閥オルガリヒ(Russian emerging conglomerate Olgalich.)の7人を新たに制裁対象に指定したと発表した。サッカーのイギリスイングランド・プレミアリーグに所属するチェルシーのオーナーで実業家のロマン・アブラモビッチ(Chelsea owner and businessman Roman Abramovich)や、ロシアの国営石油大手ロスネフチの最高経営責任者(CEO)イゴール・セチン(Igor Sechin, CEO of Russian state oil giant Rosneft)などが含まれている。
https://time-az.com/main/detail/76418
新たに制裁対象となったのはそのほか、
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◇コングロマリット(複合企業)En+(エンプラス)グループのCEOオレグ・デリパスカ(Oleg Deripaska, CEO of the conglomerate En+ Group)
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◇国営銀行VTBのアンドレイ・コスティン会長(Andrei Kostin, Chairman of the State Bank VTB)
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◇天然ガス世界最大手ガスプロムのCEOアレクセイ・ミラー(Alexey Miller, CEO of Gazprom, the world's largest natural gas company)
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◇国営パイプライン運営会社トランスネフチのニコライ・トカレフ社長(Nikolai Tokarev, president of state-owned pipeline operator Transnefti)
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◇金融大手バンク・ロシアのディミトリ・レべデフ会長(Dimitri Lebedev, Chairman of financial giant BankRussia)――の計7人。
これら7人は、イギリス内の資産が凍結されるほか、イギリスへの渡航が禁止される。政府はこれらの人物について「ロシアで最も富裕で影響力の大きい新興財閥のうちの7人で、事業、資産、人脈の各面でロシア政府と密接な関わりを持つ」と説明している。凍結する7人の資産は総額150億ポンドに上るという。
ロイター通信によると、ロシアのウクライナ侵攻を受けてイギリスが制裁を科したロシアの個人は、今回の追加も含めて約20人となった。一方、欧州連合(EU)は既に862人を制裁対象としている。、ロシアのウクライナ侵攻を受けた経済制裁を強化し、ロシア新興財閥オルガリヒの7人を新たに制裁対象に指定したと発表した。サッカーのイギリスイングランド・プレミアリーグに所属するチェルシーのオーナーで実業家のロマン・アブラモビッチ氏や、ロシアの国営石油大手ロスネフチのイゴール・セチン最高経営責任者(CEO)などが含まれている。
新たに制裁対象となったのは両氏のほか、◇コングロマリット(複合企業)En+(エンプラス)グループのオレグ・デリパスカCEO◇国営銀行VTBのアンドレイ・コスティン会長◇天然ガス世界最大手ガスプロムのアレクセイ・ミラーCEO◇国営パイプライン運営会社トランスネフチのニコライ・トカレフ社長◇金融大手バンク・ロシアのディミトリ・レべデフ会長――の計7人。
これら7人は、イギリス内の資産が凍結されるほか、イギリスへの渡航が禁止される。政府はこれらの人物について「ロシアで最も富裕で影響力の大きい新興財閥のうちの7人で、事業、資産、人脈の各面でロシア政府と密接な関わりを持つ」と説明している。凍結する7人の資産は総額150億ポンドに上るという。
ロイター通信によると、ロシアのウクライナ侵攻を受けてイギリスが制裁を科したロシアの個人は、今回の追加も含めて約20人となった。一方、欧州連合(EU)は既に862人を制裁対象としている。