熱帯雨林は驚くべき速度で消滅している
世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のアンナ・フレック(Anna Fleck)の報告として2024年08月13日に、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)、カタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)の報告と共に、熱帯雨林は過去10年間で深刻な減少に陥っている。失われたヘクタール数で見ると、ブラジルは他のどの国よりもはるかに大きく、2021年から2023年の間に平均して年間149万ヘクタールもの森林が破壊される見込みだ。これは世界資源研究所(Global Forest Review)が発表したデータによる。
コンゴ民主共和国は最も広範囲に森林が破壊されている国として2位につけており、2021年から2023年の間に平均して年間約50万ヘクタールの原生林が伐採されている。この地域では、鉱業や木材伐採に加え、農業が森林破壊の最も重要な直接的原因となっている。
昨年は、ボリビア、インドネシア、ペルー、ラオス、カメルーン、マダガスカルでも大きな森林破壊が記録された。世界全体では、年間平均で約387万ヘクタールの森林が失われると推定されている。
私はすでに40年以上、ブラジルの熱帯雨林の減少を衛星画像で見てきた。
当初は、それが開発であった。
それは途中から、自然破壊になり、地球温暖化問題になった。
ところが寒い国などでは、地球温暖化は歓迎され、そこに化石燃料が豊富にある。
私はこれを冷静に見てみると、ある国の政策と大きく関係している。
例えば、地球温暖化で騒ぐ米国やドイツがウクライナに、最もエネルギーの無駄が多い武器を供給している。
日本も武器供給国に向かっている。
ロシアやカナダ、アラスカは、地球温暖化で食料の自給率が増える。
今の科学なら熱帯、亜熱帯の空気を南極と北極など、寒冷地に送り出すことも可能である。
それを先決にし、地球温暖化問題に対応すべきである。
現状は、あまりにも非合理的に感じる。
https://www.statista.com/chart/32843/countries-with-the-highest-primary-tropical-forest-losses/
https://www.statista.com/topics/6866/amazon-rainforest-in-brazil/
https://research.wri.org/gfr/latest-analysis-deforestation-trends
https://www.statista.com/topics/12552/democratic-republic-of-the-congo/
https://www.statista.com/chart/31839/exports-of-beef-and-veal-from-brazil-in-2022-by-destination/
https://www.statista.com/chart/29931/elephant-habitat-loss-asia/
https://www.statista.com/chart/29032/key-issues-that-urban-brazilians-find-most-important/
https://www.statista.com/chart/28712/global-tropical-primary-forest-lost/
https://www.statista.com/chart/28676/total-hectares-of-forest-that-have-been-destroyed/