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カンボジアのコー・ポー島から出土した化石は竜脚類と判明。
カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」のオーム・ブンテウム(Orm Bunthoeurn )は2022年11月24日に、フランス、中国、スイスの科学者と環境省、王立芸術大学(Royal University of Fine Arts)の関係者は、2021年にコー・コン県コー・ポー島(Koh Por Island in Koh Kong province)で発見された恐竜の化石が竜脚類(sauropod)のものであると結論付けたという。
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竜脚類は首の長い非常に大型の草食恐竜である。竜脚類の代表的なものはブロントサウルス(brontosaurus)とディプロドクス(diplodocus)である。
地方自治総局の遺産部門の責任者であるリム・ヴァンチャン(Lim Vanchan, head of the heritage department at the General Directorate of Local Communities)は、「化石は同省で保管する。新種に属するのか、タイで化石が発見された首の長い恐竜と関係があるのか、引き続き調査する。」とべている。
さらに、国際的な専門家が2022年11月21日にコン島のコーポール島(Koh Kong’s Koh Por Island)で恐竜の化石を発掘したことも付け加えた。「この場所は、モンドゥルセイマ地区バククランコミューンのポー村(Koh Por village, in Mondul Seima district’s Bak Khlang commune)にあるタタイ野生動物保護区(Tatai Wildlife Sanctuary)に近い場所です。」
化石は左脚の腓骨で、長さ70cm、幅20cmの大きさだという。初期推定では、6,500万年から1億9,000万年前のものだという。
同チームは「カンボジアで確認された恐竜の化石の発見は初めて」としている。化石は島の砂岩の層から発見された。
リム・ヴァンチャンによると、カンボジアで初めて化石が発見されたのは2017年。
化石が発見された43地点のほとんどは、海の生き物の遺骸や、植物の化石が含まれている。
この島は、有名な観光ビーチもあり、恐竜のいた海岸で泳ぐこともできる。
もしかすると石の上で日光浴をしていると、その石が巨大恐竜の化石の可能性もある。
超過去と遭遇できるリゾート島。
ただし、発掘は禁止です。
発掘は、科学者の特権で許可が必要です。
コー・コン県コー・ポー島(Koh Por Island in Koh Kong province)の緯度、経度。
11°20'12.9"N 103°00'04.1"E
または、
11.336917, 103.001136