パリオリンピックの選手たちは、グルメの街パリで何を味わうか？
France24は2024年05月01日に、AP通信からとして、パリ・オリンピックの選手たちは、フランスの有名シェフによるメニューとともにチーズと焼きたてのバゲットを味わいます。
私が車でドイツのマインツから、パリに向かうとき、いつも途中で焼きたてのバゲット5本を後ろの座席に放り込んで、その少し先にあるスーパーでチーズを買い。それも後ろの座席に放り込む。次の街にあるレストランは、帰りに寄って、食事をする。この3点セットでパリにいる間は過ごす。
パリに住む友人への土産も焼きたてのバゲットと、スーパーで買ったチーズ。パリに住む友人は、安い赤ワインを用意してくれる。
パリからの出発前に、パリの魚市場で、マグロと牡蠣を買い。アイスボックスに入れて持ち帰っていた。
2024年04月25日にパリで撮影された写真には、2024年のパリ市最高のバゲットを授与する年次式典で展示されたバゲットが写っている。 ©ステファン・デ・サクティン、AFP
オリンピック村では、200ヶ国の15,000人以上の選手に大会期間中毎日約40,000食の食事が提供される予定である。
各会場では特製の軽食もお楽しみいただけます。
選手村とパリ大会の14会場でのケータリングの監督に選ばれたフランスの食品サービス会社ソデクソ・ライブ!(Sodexo Live!)は、合計500のレシピを作成したと発表した。
この村には最大3,500人のアスリートが集まり、「世界最大のレストラン」となる予定でした。
「もちろん、パスタのようなアスリート向けの定番メニューもいくつかあるでしょう」と、Sodexo Live! のグローバル CEO であるナタリー ベロン ザボ(Nathalie Bellon-Szabo, global CEO of Sodexo Live!)は述べています。 しかし、料理には「非常にフランス的なタッチ」が加わります。
選手たちは、シェフが作るフランス料理専用の屋台など、「持ち帰り用」の屋台にもアクセスできます。
パリでレストランとカフェ・ビストロを経営する著名なフランス人シェフ、アマンディーヌ・シェニョ(Renowned French chef Amandine Chaignot)は2024年04月30日火曜日、象徴的なクロワッサンをベースにしたレシピの1つを公開した。
「私が提案したレシピはフランスのテロワール(French terroir)を代表するものにしたかったのですが、同時にアスリートにも楽しんでもらいたかったのです、」と彼女はAP通信に語った。 「ひねることができるクロワッサンを作ることは私にとって非常に明白でした。 アーティチョークのピューレ、ポーチドエッグ、トリュフ、チーズを少しずつ加えます。 ベジタリアンでありながら、食欲をそそる味わいです。(It was quite obvious for me to make a croissant that I could twist. So, you have a bit of artichoke puree, a poached egg, a bit of truffle and a bit of cheese. It’s both vegetarian and still mouthwatering.)」
2024年07月26日から08月までの期間は毎日、 第11回大会では、ミシュランの星を獲得した選手も含むトップシェフが選手村で選手たちの前で料理をすることになる。 私たちの文化も同様です」とアマンディーヌ・シェニョは語った。
日替わりスペシャルには、幅広いサラダ、パスタ、グリルした肉、スープが添えられます。 チーズには、最高品質のカマンベール(camembert)、ブリー(brie)、フランス南西部産の羊乳ベースのオッサウ・イラティ(Ossau-Iraty)が含まれる。
オリンピック村には、焼きたてのバゲットやその他のさまざまなパンを製造するブーランジェリー(boulangerie)も登場します。
オリンピック村のメインレストランで働くパン職人のトニー・ドレ(Tony Doré)は、「選手たちに朝食にアツアツのバゲットを食べてもらう機会を提供するのが目的だ」と語った。
スポーツ以外に興味のあるアスリートは、毎日のパン作りのトレーニングに参加したり、自分でフレンチバゲットの作り方を学ぶこともできる、とドレは語った。
できるだけ多くの選択肢を提供するため、提供される食事は、フランス料理、アジア料理、アフリカ料理、カリブ海料理、各国料理の 4 つの料理を中心に展開されます。
パリ2024大会の主催者は、大会をより持続可能で環境に優しいものにすることを約束しており、それにはプラスチックの使用を削減する取り組みも含まれる。 このため、村のメインレストランでは再利用可能な食器のみを使用する予定である。
さらに、主催者によると、すべての食事は季節の食材を使用し、80％はフランス産のものになるという。
パリ2024委員会の飲食部門責任者フィリップ・ヴュルツ(Philipp Würz, head of Food and Beverage for the Paris 2024 Committee)は、「ベジタリアン・ホットドッグ」を含む植物ベースの食品が会場来場者向けの提供品の60％を占めると述べた。
ヴュルツは、「植物ベースのレシピが膨大にあり、一般の人々が試したり体験したり、気に入ってもらえることを願っています.」と語った。
パリ中心部のコンコルド広場にある都市公園では、大会史上初となる100％ベジタリアン料理が来場者に提供される。 この場所は、BMXフリースタイル、3x3バスケットボール、スケートボード、ブレイクダンスなど、パリ2024の最も現代的なスポーツ分野の舞台となる。
さすが、世界にグルメという言葉を知らしめ、死んでもいいと言って食い続けたバルザックが住んだ街パリ！
私には、パリで泊まる無星の安宿がある。
ドゴール空港の近くのバス停から1つ目のバス停を降りると、目の前にバーがあり、「1 verre de vin rouge」を飲んでから、徒歩で安宿に帰る。
朝起きると、安宿の前で高齢者がペタンクを楽しんでいるのを窓から見ていると、クロワッサンとカフェオレが届く。