Amazon傘下のゲーム実況Twitchから、巨大データ流出。

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Forbes JAPANは2021年10月07日に、日本ではあまり知られていないがAmazon.comが運営するゲーム実況プラットフォームの「Twitch」は、毎日3000万人が利用する人気のサービスだが、しばしば物議を醸している。
そのTwitchが2021年10月06日、全てのソースコードを含むセンシティブな情報がネットに流出したことを認めたと報告した。

Twitchは今回のデータ流出の規模を把握するために、緊急体制を敷いたと述べている。

https://time-az.com/main/detail/75337

このニュースを最初に報じたVGC(Video Games Chronicle)によると、Twitchのソースコードやクリエイターへの支払い情報などが、匿名掲示板の4chanに投稿されたという。その投稿の主は、Twitchのコミュニティを「うんざりするような有害な汚水だめ」と呼んでおり、「より多くの混乱をもたらしたい」と述べているという。

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このデータは2021年10月04日月曜日に入手された可能性があり、Twitchの全ソースコードやサービス開始の頃にまでさかのぼるコメントの履歴、さらには数百万ドルを稼ぐ人気ストリーマーへの支払いの詳細が含まれているとVGCは報じている。

リーク犯は、2021年10月06日に投稿したデータはほんの一部に過ぎないと述べているが、その後の具体的な計画には触れていない。

流出データに、ログイン情報やEメールなどのデータは含まれていない模様だが、Twitchのユーザーはパスワードを変更し、多要素認証を有効にすることを推奨されている。

VGCによると、4chanに投稿されたtorrentリンクのデータ容量は125ギガバイトに達しているという。

Twitchは先週、黒人や性的マイノリティのユーザーを標的にしたヘイト行為に対抗するため、新たな認証機能を導入した。同社は、このような行為を取り締まることができずに批判を浴び、先月はTwitchをボイコットする人々が現れていたと伝えている。

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