ロシアにとって最も重要な貿易相手国へ中国台頭。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のマーチン・アームストロング(Martin Armstrong)の報告として2022年03月04日に、ロシアは過去20年間、中国からの輸入の割合を拡大し続けていると報告した。
貿易ポータルサイトGTAI(Germany Trade & Invest)のデータに基づくこのインフォグラフィックが示すように、ロシアの輸入総額に占める中国からの輸入の割合は約24％である。
https://time-az.com/main/detail/76393
2000年初頭、ロシアはまだドイツから輸入品のほとんどを入手していた(13.8%)。
GTAIによると、2007年以降、中国はロシアに、ドイツから輸入するよりも多くの商品を供給している。
2020年の最も重要な輸入品には、通信技術分野の機器、画像や音声を記録・再生するための機器などが含まれている。
また、ロシアは事務機や自動データ処理用の機械も多く輸入している。中国は、主にロシアから原油と石油製品を輸入している。
中国との貿易強化は、今日から見ると、長期的な地政学的計画の一環であるように思われる。
私が知っているプーチン大統領(President Vladimir Putin)は、無計画がなかった。
少なくとも最近の例では、戦争になったときに西側からの制裁を受けにくくするためでもあったのだろう。
つい数週間前、ロシアのロシアのプーチン大統領(President Vladimir Putin)は、北京での冬季オリンピック開会式の傍らで、中国の習近平国家主席と新しい投資プロジェクトと貿易取引に合意した。
GTAIによると、ロードマップでは、2024年までに二国間貿易額をUS$2000億に増やすことが想定されている。
ロシアの税関統計によると、2021年の共同物資交換は過去最高のUS$1407億に達していた。
見抜けなかった欧米の節穴。
見抜いたのは、元ロシア担当であった米国のバイデン大統領(President Joe Baiden)、そこで米国だけが儲かる作戦を実行した。