テキサス州の中絶禁止法施行で、米女優「セックス・ストライキ」呼びかけ。
米国の「mashup NY」は2021年09月07日に、米国のテキサス州で2021年09月01日に、胎児の心音が確認された妊娠6週目以降の人工妊娠中絶を禁止する法律(通称「ハートビート」法/The "heartbeat" method)が施行された。
同法は、全米で最も厳格な中絶禁止法の一つで、近親相姦やレイプによる妊娠の中絶も認めていない。
6週目までは妊娠に気づかない場合も多く、ほぼ全ての中絶が禁じられる。さらに、中絶を助けた関係者に対し、誰もが最大US$1万(約110万円)までの損害賠償を求める民事訴訟を提起することが可能とする案が盛り込まれている。
新法は、胎児が子宮外で生きることができるまでの中絶の権利を認めた「ロー対ウェイド(Roe vs Wade)」(1973年)の判決を覆す可能性があるとして、多くの反発が寄せられている。
ACLU(American Civil Liberties Union/アメリカ自由人権協会)などの人権団体が法律の差し止めを求めていたが、連邦最高裁は2021年09月01日に、5対4で請求を退けた。
これに対し、舞台『ハロー・ドーリー!(Hello Dolly!)』や映画『ローズ(The Rose)』で知られる女優で歌手のベット・ミドラー(Bette Midler/1945 - /75)は、Twitterで「議会で選択の権利が保障されるまで、全ての女性は男性とのセックスを拒否すべき」とセックス・ストライキ(Sex strike)を呼びかけたと報告した。
https://time-az.com/main/detail/75145
これ以前にもミドラーは、反ワクチン主義者やアンチマスカーらが「自分の体のことは、自分が決める」と主張しているにも関わらず、妊娠した女性がその選択を許されないのは「公平性に欠ける(Lack of impartiality)」と主張。女性の権利を奪ったとして共和党(Republicans)を非難した。
ミドラーの呼びかけに、多くの賛同が寄せられた。フランク・シナトラ(Frank Sinatra)の娘ナンシー・シナトラ(Nancy Sinatra)は「私の父はもう何十年も前にそれを提案した。」と支持を表明した。
女優のジェーン・リンチ(Jane Lynch)は、インを踏むことで有名な古代ギリシア吟遊詩人のアリストファネス(Aristophanes)の喜劇になぞらえ、ペロポネソス戦争(Peloponnese War)を終結するためにセックス・ストライキを行う「現代版”女の平和”(A modern version of "women's peace")」だと称賛した。
一方、中絶禁止法の支持派は「禁欲することで、プロライフ派を脅かすことができると思っているのには笑える」「中絶賛成派の女性は不快なだけ。あなたが思うほど脅威ではない」「欧米のリベラル女性は、胎児を殺すという選択肢についてとても熱心だ」など皮肉の声が上がった。
なおAP通信とNORCが6月に実施した世論調査では、10人中6人が、妊娠後3カ月内は人工中絶を認めるべきだと回答している。
一方、4カ月以降は65%が「大抵の」もしくは「全て」の場合において、違法にすべきだと回答した。
年齢別では、若い世代ほど人工中絶の合法化を支持。
45歳未満の63%は人工中絶に関して「たいていの場合」合法であるべきと回答したのに対し、45歳以上は51%だった。
ドイツ哲学では、セックスまで政府が管理すべきでない。拒否も肯定も個人の人権であり、自由である。
中絶は、性浴の次に来る健康問題であり、医学問題であって、政治問題や宗教問題ではない。
ましてや恋愛ではなく、お金を出してsexした人が、問題にすべきではない。
0000-12-05---人権週間
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0000-11-20---子どもの権利条約の日(the Rights of the Child)
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0000-11-11---世界平和記念日(International Peace Day/International Day of Peace)
0000-11-04---ティーンエイジャーが、小さないたずらをする記念日「Mischief Night」
0000-11-01---世界完全菜食主義者日(World Vegan Day)。
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0000-08-01---世界母乳哺育週間(World Breastfeeding Week)
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0000-06-14---世界献血者デー(World Blood Donor Day)
0000-06-13---ニュージーランドの「裸の日」記念日
0000-06-07---ドイツのセックス解放記念日
0000-06-04---侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー
0000-06-02---国際売春婦デー(International Whores Day)
0000-06-01---国際子供の日(International Children's Day)
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0000-05-21---対話と発展のための世界文化多様性デー
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