ジミー・ライ裁判への参加で、イギリス人弁護士を禁止する法改正。
香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年01月01日に、ジェス・マー(Jess Ma)とジェフィ・ラム(Jeffie Lam)によるレポートで、国家安全保障委員会(Committee for Safeguarding National Security/委員長：香港市長)が会合を開き、改正の枠組みを提示する見込みであると報告した。
香港の立法機関は2022年12月29日金曜日、北京が決定した法律の2つの条項を明らかにし、この問題には最高経営責任者の意見が必要であると述べていた。
香港当局は、2022年09月に行われる香港のメディア王ジミー・ライ・チーイン(media tycoon Jimmy Lai Chee-ying/黎智英)の国家安全保障裁判において、イギリス人弁護士の弁護を阻止するための法改正を「数ヶ月以内に」成立させることを目指していることが、「SCMP」の取材で明らかになった。
また、政府筋は、北京が2022年12月29日金曜日に国家安全保障法について前例のない解釈を行ったことを受け、行政府は、ロンドン在住のキングズ・カウンセルのトップ顧問弁護士ティモシー・オゥエン(Timothy Owen)の弁護を認めた最高裁判所の先の決定をまだ合法的に覆すことができず、その意向もないと指摘している。
「SCMP」は2022年12月29日に、同市の国家安全保障委員会の委員長である李嘉秋主席(2022年12月29日)が近日中に会議を招集し、弁護士条例の改正を求め、紛争解決のための枠組みを構築する見込みであると報じられた。
つまり、後付判決が認められることになる。
これだと、なんでも有罪にでき、死刑も可能になる無法地帯である。
恐ろしい！
世界中で、中国人に限り、新しい法の解釈を可能にすべきかも知れないが、世界の良識からできないだろう。
つまり、香港に良識は通じないということになる。
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