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日鉄、「米側から打診」があり、USスチール買収で米国政府と協議。

2024年09月12日 5:22 (2024年09月12日 6:57更新) [会員限定記事]

日本経済新聞のニューヨーク=川上梓、ワシントン=八十島綾平は2024年09月12日に、米国鉄鋼大手USスチールの買収を巡る日本製鉄と米国政府との交渉が山場を迎えていると報告した。

USスチール側が、この買収が拒否されれば、廃炉しか先がないと伝えたことから、米国政府側が急遽反転したようだ。

2024年09月11日、日鉄でUSスチール買収を担当する日鉄の森高弘副会長兼副社長が急きょ訪米し、ワシントンでCFIUS(Committee on Foreign Investment in the United States/対米外国投資委員会)の関係者と面会した。米国政府は買収計画に国家安全保障上の懸念を示しており、日鉄側は自社の主張への理解を求めたもようだと伝えている。

米国政府側は、USスチールの廃炉は考えていなかったようだ。

日鉄側は買収に伴い、USスチールが同州に持つモンバレー製鉄所などに投資し、製鉄所の競争力強化や雇用を創出する考えを示している。

OECDは2023年10月17日に、日本製鉄がUSスチールの買収に成功した場合、数十年にわたり高排出ガス鉄鋼生産を固定化する計画であることを示している。

つまり、労働者や鉄鋼の未来の条件は整え、USスチール買収を日鉄側は進めてきたが、国政府は買収計画に国家安全保障上の懸念を示し、反対していた。

日本は、米国の産業を乗っ取るのではなく、米国の産業や労働環境をスムーズにするための支援計画だった。

何を今まで話し合ってきたのでしょう。

これで一気に解決するかもしれない。だいぶ前から、どうなっているのか疑問であった。

米国人と日本人の思考回路の違いから来た問題のようだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN11DWG0R10C24A9000000/?n_cid=NMAIL007_20240912_A
https://www.meti.go.jp/speeches/kaiken/2024/20240910001.html
https://steelwatch.org/論説/高炉改修は今すぐやめるべき――oecd諸国の主要鉄/?lang=ja
https://kahoku.news/articles/knp2024090401001946.html
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20240911-OYT1T50220/

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