中国経済指標

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年08月08日に、中国貿易を景気減速を浮き彫りに:2023年07月の輸出は前年同月比14.5%減、2020年02月以来最速の落ち込み、輸入は前年同月比12.4%減となった。

世界的な需要減退による輸出の低迷が、北京の国内消費拡大への圧力を高めている。

北京のアンドリュー・ミューレン(Andrew Mullen)と、ジ・シチー(Ji Siqi)は、中国の2023年07月の輸出はさらに落ち込み、2020年02月以来最速のペースで減少し、景気減速への懸念に拍車をかけたことが、火曜日に発表されたデータで明らかになった。
輸出は2020年06月の12.4%減に対し、2020年07月は前年同月比14.5%減のUS$2817億6000万となった。
中国の金融情報サービスの大手プロバイダーであるウィンド(Wind)社によれば、2020年07月の数字は4.8%の減少という予想を下回った。
一方、輸入は前年同月比12.4%減のUS$2,011億6,000万で、2020年06月の6.8%減を下回り、ウインド社による11.4%減の予想も下回った。

中国の貿易黒字総額は2020年06月のUS$706億2,000万に対し、2020年07月はUS$806億となった。

中国にとって最大の貿易相手国であり、今年初めに中国の輸出部門に大きな支援を与えたASEAN(Association of Southeast Asian Nations/東南アジア諸国連合)への出荷は、2020年07月に前年同月比21.43%減となり、2ヶ月連続の減少となった。
一方、EU(European Union/欧州連合)向け輸出は前年同月比20.62%減、米国向け輸出は2020年07月に23.12%減となり、12ヵ月連続で減少した。

中国の2020年07月の輸出は、パンデミック開始以来最大の減少幅となった。

「中国の2020年07月の輸出は、パンデミック(世界的大流行)が始まって以来、最も減少した。

キャピタル・エコノミクス(Capital Economics)のアナリストは、「しかし、最近の減少は、数量よりもむしろ価格の低下を反映している。

「パンデミックによる歪みが解消され、金融引き締めが個人消費を圧迫するにつれ、世界的な商品需要が後退していることを示す証拠が広がっていることから、この好調が持続するとは確信できない。

「国内需要も最近軟化しており、輸入量は2020年07月に年初来最低を記録した。しかし、政策支援は、今後数ヶ月のうちに、この低迷をある程度回復させるのに役立つはずである。」と報告している。

私は、中国でも方向性の変換で、1年間は準備が必要で、その後投資を計画している。
今年は、まだ芽が出ない。

仕方がないよ！〜あの巨大市場は、簡単には動かない。でも来年は動き始める。

全ての規制を外し、一斉に経済攻撃開始！

2023年08月07日---「サウジアラムコ、2023年上半期の利益」と「世界最大の政府系ファンド」

https://www.scmp.com/economy/economic-indicators/article/3230332/china-trade-exports-tumble-145-cent-july-adding-economic-woes
https://www.scmp.com/economy/economic-indicators/article/3227510/china-trade-exports-tumble-further-down-124-cent-june-adding-economic-woes?module=inline&pgtype=article&module=inline&pgtype=article