これがヨーロッパの男女平等の現状

2023年3月8日 20:06

世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のマティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)、Senior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告と共に2023年03月07日に、ヨーロッパは、女性の完全な平等を実現するために、まだ長い道のりを歩んでいる。

これは、2020年のデータを参照した欧州男女共同参画研究所の「ジェンダー平等指数2022」(Gleichstellungsindex 2022 des Europäischen Instituts für Gleichstellungsfragen)による。

この指数は、仕事、お金、教育、時間、権力、健康の6つのカテゴリーにおけるEU諸国のパフォーマンスから形成されている。

女性に対する暴力などの要素も加えられている。

ドイツは100点満点中68.7点で11位、EU平均をわずかに上回った。

男女平等ランキングのトップはスウェーデンで、デンマーク、オランダを抑えている。

EU全体の指数値を見ると、いかに開発が遅れているかがわかる。

2015年の男女平等指数は64.4ポイントだったのに対し、7年後の報告ではわずか4.2ポイントの上昇にとどまっている。

男女平等の主な数値

フェミニズムに対する考え方

自分を解放された自信のある女性としてカウントしている女性の数
1837万
自分をフェミニストと表現する男性の割合
8%
セクハラに関する話題が明らかに少なすぎると思う女性の割合
36,3%

職業・学歴

ドイツの大手企業200社の役員に占める女性の割合
15,6 %
フルタイム雇用の女性の平均総月収
€3.699
女性は男性に比べて給与面で不利であると思う人の割合
78

家族関係

ドイツにおける主夫の数
1202万
パートナーをもう一人の子どもだと思う女性の割合
33%

セクシャルハラスメントと性的暴力

セクシャルハラスメントへの対応が明らかに不十分だと思う女性の割合
36,3 %
世界で最も女性にとって危険な国
インド
セクハラを感じたことがない女性の割合
34 %
現在または以前のパートナーや配偶者から身体的・性的暴力の被害を受けたことがある女性の割合
22 %

#ME-TOO-DEBATTE

Me-Tooの議論について知らない人の割合
42%
現在、#Me-Toの議論の程度は誇張されていると思う人の割合
45%
Me-Tooの議論はポジティブな変化をもたらしたと考える人の割合
27%

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