あらゆる噂が飛び交ったジュリアン・アサンジと米国政府。

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米国の「mashup NY」は2021年09月27日に、トランプ政権高官とCIAの間で、2017年、内部告発サイ「WikiLeaks(ウィキリークス)」の創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)を誘拐する計画が話し合われていたと報告した。

Yahoo Newsが30人を超える元政府職員の話しを元に報じた。一部には殺害も視野に入れた議論があったという。

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米国政府は過去数年間、ジュリアン・アサンジの監視を強めていたが、直接のきっかけになったのは「CIA史上最大のデータ流出」とされた「Vault 7」の公開で、「WikiLeaks」サイトは、当時CIA長官に就任したばかりのマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)が、ジュリアン・アサンジへの「復習」を求めたと伝えている。

「Vault 7」にはCIAのハッキングの能力や計画、ツールに関する資料が含まれ、ジュリアン・アサンジは2017年03月に資料の第1部「Year Zero」を公開した。

https://time-az.com/main/detail/75278

マイク・ポンペオはこの翌月に行なった演説で、「機密情報を入手するためにフォロワーにCIAに就職するようけしかけている。」などと非難した。WikiLeaksを「非国家の敵対的諜報機関」と指定するべきとの考えを示した。演説後まもなく、CIA高官を集めて、制限を設けずにすべての可能性を検討するよう話したという。

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ジュリアン・アサンジは2012年、イギリスのエクアドル大使館に亡命を申請し、2019年にイギリス当局に逮捕されるまでの7年間、大使館建物に籠城した。
米国政府は、チェルシー・マニング(Chelsea Manning)元米軍情報分析官が機密情報の入手をするのを助けたなどとして、ジュリアン・アサンジを起訴しており、現在ロンドンの拘置所にいるジュリアン・アサンジの身柄の引き渡しを求めている。

ジュリアン・アサンジをロシアの諜報機関がモスクワに逃す準備をしているとの報告が入ると、誘拐の議論に拍車がかかったという。

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CIAとホワイトハウスは、これを阻止する様々なシナリオを想定されたという。
この中には、ロンドン市街でロシアの工作員と銃撃戦となる可能性のほか、ジュリアン・アサンジを乗せたロシア外交官の車両に衝突することや、ジュリアン・アサンジをモスクワに運び出す飛行機が離陸する前にタイヤを撃ち抜くなど、007さながらの案が話し合われたという。

元政権高官の1人は、ある報告書では、ジュリアン・アサンジが洗濯物を入れるカートに乗って、大使館の脱出を試みる可能性に言及していたと明かしている。

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ただ、ホワイトハウスの法律顧問を含む職員の反対から、ジュリアン・アサンジを標的とした計画が承認されることはなかった。

国家安全保障評議会の関係者の一部は、誘拐が違法なだけでなく、訴追を危うくすることに懸念を示したという。

ホワイトハウス職員は、当時のドナルド・トランプ大統領(President Donald Trump)に国際的事件に発展する可能性があると警告したほか、一部の関係者は、政府がメディアを標的にする障壁を下げることで「米国の弱体化」につながる危険があると心配したという。

Yahooの取材に、トランプ前大統領はで「完全に誤り。そんなことはなかった」と回答。さらに「事実、彼は非常に悪い扱いを受けていると思う。」と同情を示したという。

トランプは2016年の大統領選で、WikiLeaksが民主党全国委員会の電子メールを公開した際、「WikiLeaksが好きだ」「WikiLeaksは宝の山のようだ」といった発言を繰り返した。またハッキングにロシアが関与していないと証言することの引き換えに、ジュリアン・アサンジに恩赦を与える案を打診したとも伝えられている。

ジュリアン・アサンジの弁護士、バリー・ポラック(Barry Pollack)は、Yahooに「アメリカ市民として、真実の情報を公開したというだけで、政府が司法手続きを飛ばして、誘拐や暗殺を検討するなどとんでもないこと」と非難。「イギリスの裁判所が、この報道を考慮に入れ、米国に身柄を引き渡さないという判断が強化されること」を期待していると語った。

こうなると、米国は見境なくなる。

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2019-04-11---アサンジ容疑者逮捕!
2017-05-19---スウェーデン当局。WikiLeaks創設者に対するレイプ捜査打ち切り!
2017-05-16---機密暴露の米兵チェルシー・マニング釈放。
2017-03-07---WikiLeaks、「CIAはスマホ・ネットTVに侵入」
2016-10-04---機密漏えいで服役の米兵マニング、2度目の自殺未遂。
2016-03-19---身柄を拘束されたサラーレフ・アブデスラムは、「自爆断念!」
2016-02-08---オーストラリア人の3人は、クロアチアで17歳女の子を強姦。
2016-02-05---国連機関、ジュリアン・アサンジの拘束は「恣意的」と判断!
2016-02-04---アサンジ容疑者、国連の判断次第で「イギリス当局へ出頭。」
2015-08-13---スウェーデン検察当局、WikiLeaksのジュリアン・アサンジの容疑2件時効。
2014-11-20---ジュリアン・アサンジの尋問で、スウェーデン法廷は保証を支持。
2014-08-18---WikiLeaksのジュリアン・アサンジは、「近く大使館を出る」と言った。
2014-08-16---イギリスのエクアドル大使館襲撃、ジュリアン・アサンジ阻止計画。
2014-07-16---ジュリアン・アサンジのセックス事件。
2014-07-07---Democracy Now!は、ロンドンのアサンジに合いに、大使館へ侵入。
2014-06-19---Wikileaks創立者、「家族の安全性の恐れ」を告白。
2013-09-06---アサンジが「Fifth Estate」を好きではないだろう。
2013-09-03---Wikileaks創立者ジュリアン・アサンジは、雨乞いダンス審査員。
2011-08-29---ソースの保護編集しないで偶発的に放出された米国ケーブル。
2011-08-23---元WikiLeaksスポークスマンは、未発表文献廃棄を認めた。
2010-12-09---ロシアの公務員、WikiLeaksのジュリアン・アサージはノーベル賞!
2010-12-08---WikiLeaksで、次に、何が起こるか?
2010-12-07---「TIME's 2010 Person of the Year」候補でWikiLeaksのアッサージがトップ!
2010-12-07---Wikileaksの創設者ジュリアン・アサンジをロンドンで逮捕。
2010-12-06---WikiLeaksのアッサージは、イギリスの警察に出頭する?!
2010-12-01---インターポールが、Wikileaksのアッサージに「Red Notice」を発行!
2010-11-30---米国は、WikiLeaksを起訴するために話し合っている!?
2010-11-28---WikiLeaksは、米国ケーブルの秘密外交洪水を解き放った。
2010-11-07---40カ国のジャーナリストがWikiLeaksのサポートに参加した。
2010-10-26---WikiLeaks docsはオバマ政策の疑問を引き出す。
2010-10-23---イラクの首相は、Wikileaks公開のタイミングを非難!
2010-09-01---Wikileaks創設者のレイプ事件、再調査を開始!
2010-08-21---WikiLeaksの創設者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)
2010-08-07---WikiLeaksは、さらに新しいドキュメントを公開すると言った!
2010-06-16---WikiLeaksが、米国の致命的なアフガンの攻撃のビデオを公開する。
2010-04-22---CIA査問テープはなぜ破壊されたか?そのテープに何が映っていたか?
2010-04-11---米国とイギリスの警察、CIAなどからの攻撃が現実化!
2010-04-05---イラクで米軍ヘリコプターが民間人を殺すビデオを公開!
2010-02-12---「ジャーナリズム港(journalism haven)」を提案。

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