見出し画像

ドイツで50%以上の残業には、お金が支払われない。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist) のマティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告として、マティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告と共に2022年09月16日に、ドイツでは2021年に17億時間の残業が蓄積されたと、雇用研究所(Institut für Arbeitsmarkt- und Berufsforschung )が発表している。
このうち、半分強が未払いとなっていると報告した。

https://time-az.com/main/detail/77744

しかし、将来的には、企業が無報酬の超過勤務から逃れることは難しくなる可能性がある。
BAG(Bundesarbeitsgericht/連邦労働裁判所)の決定によると、企業は従業員の労働時間を体系的に記録することが義務づけられることになる。

これは、将来的に残業時間を文書化する必要があることも意味している。

ドイツの新聞「Tagesschau」の報道によると、BAGプレジデントのインケン・ガレナー(Inken Gallnerは、タイムレコーダーを外部からの搾取や自己防衛のためのものと理解している。しかし、批判的な意見として、タイムレコーダーは労働者の管理を強化することにつながると指摘する。10年前と比較すると、Statistaのグラフを見る限り、残業時間は減少している。無報酬の臨時労働の割合は、2017年以降、51~52%で停滞している。

しかし、ホーム・ワークが増えたことから、残業時間が算出されないことも増えた。

いいなと思ったら応援しよう!