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1000人以上の人命を救ってきた高さ3mの荒波でも海面に着水できる世界で唯一の水陸両用の救難飛行艇。

毎日新聞は2024年05月06日に、海上自衛隊が運用している1000人以上の人命を救ってきた高さ3mの荒波でも海面に着水できる世界で唯一の水陸両用の救難飛行艇の存続が危ぶまれていると報告した。

US2は全長33.3m、全幅33.2m、高さ9.8m。操縦士のほか、整備員、捜索プランを作る救難航空士、救助に当たるダイバー、看護師ら11人が任務にあたる。救助者も含めると最大20人程度が乗れるという。

まさに、海上自衛隊「ガンダム」

海上での捜索救助活動はもちろん、離島や船舶で救急患者が発生した際の搬送などにも活躍してきた。
現在、海自岩国航空基地(山口県)に7機配備されている。兵庫県宝塚市に本社を置く新明和工業が製造している。

最大速度は時速580km以上で、航続距離は4700km以上。ヘリコプターでは飛行距離が足りず、船では時間がかかりすぎる。そんな場所での捜索救助活動に力を発揮できる。小笠原諸島の硫黄島や南鳥島で補給すれば、日本の排他的経済水域(EEZ)の全域をカバーすることができる。四方を海に囲まれた日本には欠かせない存在とも言える。

前身となるUS1が1976年に初出動して以来、2024年04月25日時点で出動件数は1074件で、1047人を救助している。
たとえば2011年に沖縄県南東沖で発生した漁船火災では、日本人とインドネシア人の乗員計6人を無事救助。2013年にヨットで太平洋横断を目指し、宮城県沖1200キロで遭難したニュースキャスター辛坊治郎の救助でも活躍した。

欠陥まみれにも関わらず、AP通信は2024年03月05日に飛行停止措置を「来週にも解除見通し」と報告し、さらに米海兵隊輸送機オスプレイの運用が2050年代までとされているが、その運用を最長2070年代まで延長できないかどうか検討していると明らかにした。

これは、米国製と日本製での判断の違いではないだろうか?

日本政府は、技術立国といて兵庫県宝塚市に本社を置く新明和工業を支援し、この唯一無二の海上自衛隊「ガンダム」というドル箱を世界に売り込むべきである。

目覚めろ!
最新版「ガンダム」No.3も開発すべきである。

https://mainichi.jp/articles/20240503/k00/00m/010/238000c

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