1966年1月17日、スペインのパロマレス村に4発の核爆弾が落ちたとき。

2023年8月27日 16:37

France24は2023年08月25日に、サラ・モーリス(Sarah Morris)とアルメル・エクスポジット(Armelle Exposito)、セリーヌ・シュミット(Céline Schmitt)によるレポートとして、米軍はスペインのアンダルシア地方で1966年1月17日に、爆撃機B-52から4発の熱核爆弾が地面に落したことがあると、衝撃的な情報を報告した。

これは、核攻撃ではなく、爆撃機と補給機が空中で衝突が原因であった。

幸いにも非武装であったため、核爆発は起こらなかった。しかし、パロマーレス(Palomares)というのどかな農村周辺の250ヘクタールに高濃度の放射性プルトニウムをばらまいた。

アメリカはこの事故を軽視しようとし、すぐに現場を清掃したが、5万立方メートルのプルトニウム汚染土壌が残された。

半世紀以上経った今でも、この事故はマドリードとワシントンの緊張の源となっている。

私は、ウクライナ戦争で、米国やイギリス、EU(European Union/欧州連合)、ウクライナが、ロシアが核爆弾を使用すると騒いでいる時、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(Russian President Vladimir Putin)より、核爆弾を使用する可能性は、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)やライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)の方が可能性が高いと言い続けていた。