ドイツでは、交通事故死亡者数がどんどん減少。

2022年12月11日 15:54

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、シェダ・ニエ(Hedda Nier)の報告と共に2022年12月09日に、ドイツにおける交通事故死者数は、1970年代以降減少を続けている。

これは、連邦統計局のデータで示されている。数多くの要因によって、安全性が高まり、死亡事故が減少し、道路交通全体がより安全になった。特に重要なのは、自動車メーカーによる技術革新とは対照的に、導入と同時に全国の道路利用者に即時適用される法改正である。

例えば1972年には、農村部の道路に時速100kmの制限速度が導入された。

これまでは、最高速度は個人の判断に委ねられ、ほぼ無制限であったが、今では考えられ無い。

シートベルトの着用義務化、血中アルコール濃度の規制強化、バイクのヘルメット着用義務化、あるいはシートベルト非着用時の罰金などが徐々に導入され、道路利用者の安全性を高めてきた。

1970年初めは、飲酒運転も黙認され、事故が起こると罰金に加算された。

例えば、郊外の公園などででワイン・フェストがあれば、全員車で参加していた。

友人の警官に、「これは危険だ」というと、「俺は殴られたく無い」と言っていた。
といいながら、警官も勤務中にワインを飲んでいた。

市長や知事も飲酒運転だった。

ドイツ最大のワイン出荷量を誇るマインツでは、全て黙認であった。

また、技術の進歩も死亡者数の減少に寄与している。ABS、エアバッグ、ESP、数々の運転支援システムにより、運転はより安全になり、重大事故は減少していった。

ラグジュアリークラスに多く導入され、ミドルクラスやコンパクトクラスの車にはタイムラグがありながら、ようやく到達した。そのため、グラフのある時点の記入はあまり意味がない。

Empfehlung(推薦)
下記のドイツ語または英語をhttps://de.statista.comで検索すると、それぞれの興味深いテーマにアクセスできます。

Autobahnen in Deutschland(ドイツの高速道路)
Verkehr(トラフィック)
Autofahrer(自動車)
Verkehrsinfrastruktur(交通インフラ)
Straßen in Deutschland(ドイツの道路)
Automarken in Deutschland(ドイツの自動車ブランド)
Elektromobilität in Deutschland(ドイツにおけるエレクトロモビリティ)
Automobilproduktion(自動車生産台数)
Kfz-Versicherung(自動車保険)

https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2022/12/PD22_512_46241.html

ドイツでは、交通事故死亡者数がどんどん減少。

いいなと思ったら応援しよう！