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アメリカは、どこへ向かおうというのだろう。
米国人として多くいるユダヤ人より、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)のことを考えている米国の民主党ジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)を再選すると考えている米国人はいるのだろうか?
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イギリスの経済誌「The Economist(エコノミスト)」は2023年10月26日に、米国は 宗教を見失い。
共和党はもはやアメリカを本質的な国家とは信じていない。
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共和党が孤立主義から国際主義へ、そして再び孤立主義に戻ると言う。
その共和党を代表して、米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領を大統領にして良いのだろうか?
行き場をなくした米国は、どうしたいのだろう。
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ドナルド・トランプの共和党がわずか20年前の同時多発テロに遭遇したジョージ・W・ブッシュの共和党(Republican Party of George W. Bush)とどこが似ているかを見つけるのは難しい。
ウクライナ人がロシアの侵略と戦うことを放棄する新しいアメリカ第一主義が採用された。
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ブッシュ政権の自由貿易協定は新たに13か国と貿易協定を結び、関税率はゼロに近いまま下げた。 トランプはすべての輸入品に10%の関税を課すことを望んでいると言う。
2023年10月07日にハマスがイスラエル民間人を攻撃した直後、 共和党は全会一致でテロを非難し、同盟を再確認した。
彼らはイスラエルに安全保障支援として数十億ドルを送ると約束した。また、ハマスを後援しているイランに対し、共和党内に攻撃を訴えるものもいる。
しかし、そこで表面化するのは、したたかなサウジアラビアを含むアラブ連合やロシア、中国、インド、ブラジルを含むBRICS加盟国の動向だろう。
ロシアを助けて、イスラエルを助けて、アラブを切ることができない。どんな手品を使うのだろう。
どうせなら、アメリカもBRICS加盟?それとも孤立主義の再開。
中国が中心となって仕組んだBRICSの拡大は、米国中心主義の終焉だろう。