イギリスの鉄道5社運転士、スト継続を決定。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年02月15日に、イギリスのASLEF(Associated Society of Locomotive Engineers and Firemen/鉄道運転士労働組合)は2024年02月14日に、鉄道5社の組合員による投票の結果、賃上げ要求ストライキをさらに6カ月延長することが決まったと発表した。
加えて、LNER(London North Eastern Railway/ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ)とノーザン・トレインズ(Northern Trains)の組合員が3月1日に新たなストを実施することも明らかにした。
投票を行ったのは、チルターン・レールウェイズ(Chiltern Railways)、c2c、イーストミッドランズ鉄道(East Midlands Railway)、ノーザン・トレインズ(Northern Trains)、TPE(TransPennine Express/トランスペナイン・エクスプレス)の5社の組合員。いずれも90%超がスト継続を支持し、投票率は70%超に達した。
同労組は2023年07月から断続的にストを続けている。
政府と雇用主側は2023年04月、運転士の平均賃金を£6万から£6万5,000に引き上げる案を提示したが、同労組はこれを拒否している。
ASLEFのミック・ウェラン事務局長は今回、「賃金は2019年以降、上がっていない」と指摘した。「組合員は今回の投票結果により、ばかげた提案をはっきりと拒否する姿勢を示した。」としている。
一方、LNERとノーザン・トレインズの運転士は2024年03月01日に新たなストを実施する。
また、2024年02月29日~03月02日は、時間外労働を拒否する方針だという。
2023年11月16日---またまた、イギリスの鉄道16社が2023年12月に、ランダム・スト。
2023年09月01日---イギリスの鉄道運転士、賃上げ求め2023年09月01日にスト。
2023年07月04日---イギリスの鉄道16社、2023年07月08日まで運行混乱 運転士が時間外労働を拒否。
2022年12月21日---2023年01月、イギリスの鉄道15社が追加スト。
2022年12月14日---年末、年始にイギリス行きは馬鹿。
2022年12月04日---賃上げ案拒否で、イギリスの鉄道労組、クリスマス前と年始決行濃厚。
2022年09月26日---イギリス鉄道労組、2022年09月26日正午からスト!
2022年08月19日---イギリス鉄道各社が大規模スト、19日は地下鉄も。
2022年07月27日---イギリスの鉄道7社、「不満の夏」として、2022年08月18・20日スト。
2022年07月14日---イギリスの鉄道8社、27年ぶりの規模で運転士5万人参加し、30日に全国スト。
2022年06月21日---イギリス鉄道、2022年06月21日から大規模スト。
https://europe.nna.jp/news/show/2624928
https://www.reuters.com/world/uk/uk-train-drivers-five-rail-operators-vote-continue-strike-action-2024-02-14/
https://news.sky.com/story/train-drivers-at-five-companies-vote-to-continue-strike-action-for-another-six-months-says-aslef-13071430
https://www.theguardian.com/uk-news/2024/feb/14/train-drivers-northern-lner-strike-march-aslef-union
https://www.sharecast.com/news/news-and-announcements/train-drivers-extend-strike-mandate-for-another-six-months--16187830.html
https://www.independent.co.uk/business/train-drivers-at-five-operators-vote-to-continue-strike-action-for-six-months-b2496008.html
https://www.strikecalendar.co.uk