
ニューヨーク市で、通勤者に渋滞料金(Congestion toll)を施行
米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2025年01月05日に、マンハッタンの最も混雑した地区に向かうドライバーは、国内初となるUS$9の渋滞料金を支払い始めた。批評家は、この物議を醸す課税はゴッサム(Gotham)から人々を追い出し、地元経済を壊滅させると主張している。

この制度は日曜日の深夜に正式に発効し、60番街より下から市内に入るドライバーは、平日の午前5時から午後9時まで、週末の午前9時から午後9時までのピーク時にUS$9、オフピーク時にはUS$2.25を支払うことになる。
ピーク時には、大型トラックは 21.60 ドル、小型トラックはUS$14.40、バイクはUS$4.50を支払うことになる。

最初に料金を支払ったドライバーの1人である、名前を明かすことを拒否した男性は、料金を支払うことをあきらめたようだ。

別のドライバーは、マンハッタンの渋滞料金無料区間に入る最後のチャンスを逃したと知らされると、「今だって?!」「ああ」と叫んだ。

土曜日の早い時間に、ドライバーたちはこの計画を批判し、計画が発効する数時間前にキャシー・ホークル知事(Gov. Kathy Hochul)をこき下ろした。

「私たちは、かつては素晴らしい街だったこの街に住むために多額のお金を払っている。最近は打撃を受けている。ここに住む税金を払っている人たちに、61番街を渡るときに追加料金を請求するのはひどいことだと思う」と、近くに住む専業主婦のサマンサ・ポッパー(Samantha Popper/44歳)は語った。

「あと1日で、私の近所の61番街を渡るだけで高額な通行料を請求されるなんて、腹立たしい」と彼女は付け加えた。

キャシー・ホークル知事への彼女のメッセージは、「ニューヨーク市民をここにとどめておくためにもっと努力し、料金を値上げして彼らを追い出そうとしないで」ということだ。

42歳の情報技術専門家、ブライアン・アンダーソン(Brian Anderson)は、10年以上この街に住んでいたが、地下鉄で本を読んでいるときに顔を殴られて意識を失った後、5年前にニュージャージーに引っ越したと語った。
60番街より下から市内に入るドライバーは、今後はピーク時にUS$9を支払うことになる。
いずれ、東京や大阪でも自家用車は、贅沢税、炭素税として導入だろう。
もう都会では、自家用車の時代わ終わったようだ。
これを予測していた名古屋は都会に広い道路を採用した。
東京は、環6、環7、環8を導入した。
トヨタは、EV(Electric Vehicle/電気自動車)だけでは先はないとして、自家用車ではない独自のEVタクシーを提供した。さらに地下鉄の普及を進めた。
古いニューヨークの限界が近づいている。イタリアのベニスのように郊外の大きな駐車場を建設し、そこから電車通勤になるだろう。
しかし、中心部では、歩行移動が増えることから、暗殺が増えることだろう。
https://nypost.com/2025/01/05/us-news/hochuls-9-nyc-congestion-tolls-set-to-roll-out-jan-5/