中国の科学者が、月で2つの新しい鉱物を発見。
香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のリン・キン(Ling Xin)は2024年04月07日に、月の謎を説明できる可能性がある2つの新しい鉱物を発見したと報告した。
2つの異なる構造のチタン化合物「Ti2O」は、人類が月で発見した7番目と8番目の鉱物となった。
嫦娥5号(Chang’e 5)のミッションによって収集された鉱物は、微小隕石が月に衝突して月を形成したという理論を裏付けるものである。
嫦娥5号ミッションで採取された月の土壌サンプルから独特の鉱物が発見されたことで、科学者たちは、月の表面がどのようにして風化してクレーター状になったのかという謎の解明に一歩近づいた可能性がある。
貴陽地球化学研究所(Institute of Geochemistry in Guiyang)の研究者と広州とマカオの同僚たちによると、2020年に中国の嫦娥5号宇宙船が持ち帰った小さなガラス玉の表面で、地球上の天然サンプルではこれまで見られたことのない「Ti2O」を含むチタン化合物が発見されたという。
https://www.scmp.com/news/china/science/article/3257914/chinese-scientists-find-two-new-minerals-moon-could-explain-mystery-lunar-landscape?utm_medium=email&utm_source=cm&utm_campaign=enlz-focus_sea_ru&utm_content=20240412&tpcc=enlz-focus_sea&UUID=06bc1626-2a12-40d1-aa7e-7965382e124a&tc=16
https://www.scmp.com/news/china/science/article/3256017/china-launches-relay-satellite-allow-communication-far-side-moon-and-further-nations-lunar-ambitions?campaign=3257914_6e4f6cb0-fa30-11ee-b575-36b302c79d58&module=bottom_card_4&pgtype=article