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イギリスのGDP、2022年第4四半期は横ばいで、速報値はリセッション入り回避。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年02月13日月曜日に、イギリスのONS(Office for National Statistics/政府統計局)は2023年02月10日に、2022年第4四半期(10~12月)のGDP(Gross Domestic Product/国内総生産、速報値)が前期比で横ばいだったと発表した。物価高騰により個人消費が圧迫されたことや、鉄道・物流業界のストライキの影響が反映された。
しかし、2期連続のマイナス成長は回避した。

産業別に見ると、イギリス経済の原動力であるサービス業は前期から横ばい。第3四半期の0.2%増から減速した。
うちビジネスサービス・金融は0.4%、流通・ホテル・レストランは0.1%それぞれ拡大。
半面、自動車販売を含む運輸・倉庫・通信は1%落ち込んだ。

鉱工業は0.2%減ったが、前期の2.6%減から落ち込みが減速した。
うち採鉱・採石は1.6%、電気・ガス・蒸気・空調供給は1.3%それぞれ縮小した。

製造業は横ばいだった。水道・下水・廃棄物処理は0.7%拡大している。

建設業は0.3%増加。一方、農林水産業は0.6%減少した。

GDPは前年同期比では0.4%増加。前期の1.9%増から伸びが減速した。

中銀イングランド銀行(Bank of England)は先に、今年のGDPが0.5%縮小するとの見方を示した。2022年11月時点のマイナス1.5%から上方修正している。インフレ率については今年は大きく低下し、23年第1四半期には3%まで落ち着くと予想している。

2022年12月23日---イギリスのGDP、2022年第3四半期は0.3%減。
2022年08月15日---イギリスのGDP、第2四半期は0.1%減。
2022年06月30日---イギリスのGDP、第1四半期は0.8%増。
2022年06月22日---イギリスのインフレ率、2022年05月はG7最高水準9.1%。
2022年05月18日---イギリスのインフレ率、2022年04月は9%、過去40年で最高。
2022年05月12日---イギリスのGDP速報値、第1四半期は0.8%増。
2022年04月26日---イギリスの財政収支、2022年03月は赤字縮小。
2022年02月15日---イギリスの失業率、2021年12月は4.1%で横ばい。
2022年02月11日---イギリス経済は、1941年以降で最大の伸び記録し、2021年は7.5%拡大。
2021年08月06日---イギリスで、スワブ検査をランダムに実施した結果。
2021年06月16日---イギリスのインフレ率、2021年05月はさらに2.1%に加速。
2021年04月23日---イギリスの2020年度財政赤字£3031億で、過去最大。
2021年03月12日---EU離脱が響き。イギリスの対EU輸出、過去最大の下落幅。
2020年11月12日---イギリスのGDP、2020年第3四半期は急回復し、15.5%拡大。
2020年06月17日---イギリスのインフレ率、過去4年で最低。
2020年06月16日---イギリスで、求職者手当の申請者数が倍増。
2020年06月12日---イギリスGDP、2020年04月は20.4%減で、過去最悪。
2019年10月15日---イギリスの失業率、2019年08月は3.9%に悪化。

https://europe.nna.jp/news/show/2479458
https://www.ons.gov.uk/economy/grossdomesticproductgdp
https://www.ons.gov.uk/economy/inflationandpriceindices/timeseries/l55o/mm23
https://www.ons.gov.uk/economy/grossdomesticproductgdp/timeseries/abmi/ukea
https://www.ons.gov.uk/economy/grossdomesticproductgdp/timeseries/abmi/ukea/linechartimage
https://www.ons.gov.uk/economy/inflationandpriceindices/timeseries/czbh/mm23
https://www.ons.gov.uk/economy/inflationandpriceindices/timeseries/chaw/mm23

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