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オバマ元大統領はバイデンとトランプの討論会での惨敗を「悪い」と呼んだ。
米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2024年06月28日に、バラク・オバマ前大統領は、ジョー・バイデンの木曜夜の討論会でのパフォーマンスは「悪かった」と認めたが、それでも有権者に対し、ドナルド・トランプではなく前副大統領を支持するよう求めた。他に助けようがない。
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62歳のオバマは2024年06月28日金曜日の午後、Xに「ひどい討論会の夜は起こるものだ。信じてくれ、分かっている」と、書いた。これは、2012年に共和党の大統領候補ミット・ロムニー(Mitt Romney)と行った、悪名高いつまらない討論会に言及したもの。
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81歳のバイデン氏は、2024年06月27日木曜日の夜の口論で物足りないところが多々あった。その間、彼は何度も固まったように見え、しばしばぶつぶつ言ったり、言葉を詰まらせたりしていた。
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「しかし、今回の選挙は、生涯ずっと一般の人々のために戦ってきた人と、自分のことしか考えていない人との選択だ」とオバマは主張した。
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「真実を語り、善悪を知り、アメリカ国民に正直に伝える人と、自分の利益のために嘘をつく人とのどちらかだ。
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「昨夜もそれは変わらなかった。だからこそ、11月に多くのことが懸かっているのだ」
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「討論会の評価は専門家に任せる」と、ビル・クリントン元大統領(former President Bill Clinton)は2024年06月28日金曜日の午後遅くに付け加えた。 「ジョー・バイデンは3年間にわたり、私たちに確固たるリーダーシップを与え、パンデミック後の安定をもたらし、記録的な数の新規雇用を創出し、気候危機の解決に向けて実質的な進歩を遂げ、インフレ抑制に向けた取り組みを成功させ、ドナルド・トランプが残した泥沼から私たちを引き上げてくれました。」
I’ll leave the debate rating to the pundits, but here’s what I know: facts and history matter. Joe Biden has given us 3 years of solid leadership, steadying us after the pandemic, creating a record number of new jobs, making real progress solving the climate crisis, and launching…
— Bill Clinton (@BillClinton) June 28, 2024
バイデンの惨憺たる結果により、選挙日に彼が立候補できるかどうかについて大きな疑問が生じた。しかし、バイデンの交代が近いという噂は、バイデンがすでに9月の再戦に向けて準備を進めていると述べた側近らによって否定された。
しかし、バイデンでさえ、2024年06月28日金曜日にノースカロライナ(North Carolina)州で行われた集会で、「以前ほどうまく討論できていない」と認めざるを得なかった。
「皆さん、私はバイデンとして、心からこの仕事ができると信じていなかったら、再び立候補することはなかっただろうと断言します。率直に言って、賭け金が高すぎるからです。」と彼は付け加えた。
討論会から数時間以内に、ある世論調査の回答者のうち、バイデンが選挙戦を続けるべきだと答えたのはわずか18%で、81%がバイデンが撤退する時だと同意した。
大統領の親しい友人であるニューヨーク・タイムズのコラムニスト、トーマス・L・フリードマン(New York Times columnist Thomas L. Friedman)は、木曜の夜のパフォーマンスに「泣いた(weep)」とまで言った。
「ジョー・バイデンは良い人間であり、良い大統領だが、再選を目指す資格はない」と70歳のフリードマンは嘆いた。
ビル・クリントン元大統領の選挙運動補佐官で長年の政治戦略家であるハンク・シェインコップ(Hank Sheinkopf)は、78歳のトランプ氏は「嘘をついているときでさえ、はるかに明瞭だった(much more clear – even when he made stuff up.)」と付け加えた。
「時々どもるがまともな人間が欲しいのか、それとも面白いエンターテイナーが欲しいのか?トランプは面白いが、バイデンは面白くない(Do you want a guy who stutters from time to time and is a decent fellow or an entertainer who is funny? Trump is funny, Biden is not funny,)」と同氏は肩をすくめた。
2024年06月28日---ついに、その日が来た。NY Times、バイデン 2024年大統領選挙ドロップアウト!?
2024年06月17日---「世界平和サミット」の初会合。2日間の日程を終えて閉幕。
2024年06月03日---米国のカマラ・ハリス副大統領が2024年06月15日からスイスを訪れると発表した。
2024年03月06日---ジョー・バイデン大統領、米国大統領選に向けた民主党候補指名争いで負けた。
2024年03月03日---深まる健康不安、有権者の7割 バイデン氏「高齢すぎる」、米世論調査
2024年01月25日---バイデンの3年目の就任支持率平均は39.8%で2番目に悪い。