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必要不可欠な原材料で、儲かるビジネス。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として2022年06月16日に、ウクライナ戦争の影響は世界中で様々な形で現れており、エネルギーや食料の価格高騰が続く中、最終消費者にもその影響が及んでいる。例えばドイツでは、2022年05月の消費者物価は前月比で約8%上昇した。

https://time-az.com/main/detail/77112

特にロシアとウクライナは、燃料や食料の供給において重要な役割を担っている。
最新のOECD Economic Outlookによると、両国を合わせた世界の小麦輸出の約30%、トウモロコシ輸出の15%、鉱物肥料と天然ガス輸出の20%、石油輸出の11%を占めているとのことである。それによると、世界のサプライチェーンはロシアとウクライナの貴金属の輸出にも依存している。



2022年02月24日のロシアによるウクライナ侵攻の結果、多くの関係物資の価格が急騰している。特に石炭と小麦の価格が平均で60〜70%上昇したことが顕著である。天然ガスや石油などの他の主要商品、ニッケルやプラチナなどの金属も大きく値上がりしている。

価格の高騰やサプライチェーンの混乱は多くの経済に大きな影響を与えるが、穀物の供給に依存する新興国や途上国は特にこうした変化の影響を受けやすいといえる。例えば、ソマリアでは4年前から干ばつが続いており、雨量が少なすぎること、また、他の要因も影響している。

補足として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2020年06月30日に、公開した「Kostbare Gesteinsbrocken(貴重な岩石のかけら)」も公開した。

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