![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/155201957/rectangle_large_type_2_a3db892ceb8f50f2b710b8569eec687f.jpeg?width=1200)
香港の金利引き下げで中小企業は「生き残る余地が広がる」
香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のデジタル・エディターであるシア・ドリスコル(Shea Driscoll)は、カニックス・ヤウアンド(Cannix Yauand)とハーヴェイ・コン(Harvey Kong)が2024年09月20日に公開した、香港の金利引き下げで中小企業は「生き残る余地が広がる」 金利引き下げは資金調達コストを削減するだけでなく、投資家の信頼と消費意欲を回復させると専門家は言うと紹介した。
香港の中小企業が苦しんでいる。このような事態は、対策が早いほど効果がある。
ただし、日本の政治家のように、ひとつも約束できない対策では無意味である。
香港の金利引き下げは、苦境に立たされているSME(small and medium enterprises/中小企業)への当面の財政的恩恵を超えて経済に波及効果をもたらし、投資家の信頼と消費意欲を高めると業界関係者は述べている。
香港の主要商業銀行5行は木曜日、FRB(Federal Reserve Board/米国連邦制度準備理事会)に続いて香港の金融当局が金利を引き下げたことを受け、ほぼ5年ぶりにプライム金利を引き下げた。
中国銀行(香港)、HSBC、HSBC傘下の恒生銀行は、プライム貸出金利を0.25パーセント引き下げて5.625パーセントとし、HK$(香港ドル)5,000(US$640)を超える預金については貯蓄金利を同額引き下げて年率0.625パーセントとすると発表した。
スタンダード・チャータード銀行(Standard Chartered)と東亜銀行(Bank of East Asia)も優良顧客向け融資金利を0.25ポイント引き下げて5.875%とし、預金金利を2022年11月の水準である0.625%に引き下げる。
HKMA(Hong Kong Monetary Authority/香港金融管理局)によると、香港の基本金利は0.5%引き下げられて5.25%となり、2023年3月の水準に戻った。数時間前、FRBは予想外に積極的な0.5%引き下げて4.75%から5%の範囲とした。
香港の陳茂波財務長官(Financial Secretary Paul Chan Mo-po/ポール・チャン・モポ)は、金利引き下げは「地元企業にとってプラス」で「資本市場を支える」ものになると述べた。これは、地元通貨の「軟化」につながり、観光客を誘致し、小売業や飲食業の消費を支える可能性がある。
香港中小企業協会のダニー・ラウ・タッポン名誉会長(Danny Lau Tat-pong, honorary chairman of the Hong Kong SME Association)は、利下げは経済に広範囲にわたる影響を及ぼすだろうとし、打撃を受けた中小企業に実際にもたらされる財政的利益を上回ると述べた。
陳茂波財務長官が動かなかったら、香港まで行ってぶん殴ることを考えていた。
香港の英字新聞「SCMP」も、陳茂波財務長官に注目していた。
香港人が、中国本土に向かっている。中国人を香港に向かわせないと〜必要なのは、タウシェンである。
2024年09月19日---香港の中小企業の多くは倒産の危機に瀕している。彼らを救うことはできるのか?