フランス、ウクライナに戦闘機供与。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年06月10日に、フランスのエマニュエル・マクロン大統領(French President Emmanuel Macron)は2024年06月07日に、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)とパリで会談し、フランス軍用機大手ダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)製の戦闘機「ミラージュ2000―5(Mirage-2000-5)」を供与すると約束したと報告した。
ゼレンスキーはこの日、パリで米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)とも会談し、バイデンはウクライナへの追加資金援助を打ち出したと伝えている。
マクロン大統領は、今夏からフランス国内でミラージュのパイロット訓練を開始し、年内にはウクライナ軍での運用が可能になると説明している。4,500人規模のウクライナ旅団に装備を提供し、訓練を施す方針も明らかにした。
つまり、フランスのマクロン大統領はさらに長期化を予測している。
バイデン大統領はゼレンスキーとの会談で、ウクライナの電力網再建に向けUS$2億2,500万の追加支援を約束した。
また、米国共和党の一部議員の反対により、ウクライナへのUS$600億超の軍事支援が滞ったことについて、ゼレンスキーに謝罪した。
アメリカ大統領が、貧乏で武器も買えない国に謝罪。
ゼレンスキーは、第2次世界大戦のノルマンディー上陸作戦決行日「Dデー」から80年を記念する式典に出席するため、2024年06月06日からフランスを訪問しており、2024年06月07日には国民議会(下院)で演説した。
ゼレンスキーはこの演説で、ノルマンディー上陸作戦がフランスのナチスからの解放につながったことを引き合いに出し、「これがなければ、ウクライナもフランスも存在しなかった」と強調した。「15~16日にスイスで開かれる「ウクライナ和平会議」は、われわれのDデーとなる」と訴え、各国にウクライナ支援を要請した。
でも、この3人は戦争をやめる気がないようだ。
米国による軍事支援の遅れもあり、ウクライナ軍はここ数カ月、ロシア軍に対し劣勢に立たされている。
戦争をやめる気がない人たちに支援をすることは、戦争を煽っていることにならないのか?
それは戦争犯罪だろう。
「ウクライナ和平会議」は2024年06月15日土曜日の午後に全体会議で始まりる。2024年06月16日には、作業部会が、多数の国に影響を及ぼす世界的な関心事である3つのテーマ、すなわち「核の安全性(nuclear safety)」、「船舶の航行の自由と食品の安全性(freedom of shipping and food safety)」、「人道的側面(humanitarian aspects」についてより深く議論するというが、どれも不可能だろう。
2024年06月10日---スイスで開催される「ウクライナ平和サミット」に90カ国・団体が出席すると発表。
https://europe.nna.jp/news/show/2667711
https://www.airforce-technology.com/news/france-plan-to-transfer-mirage-2000-5-fighters-to-ukraine/
https://www.politico.eu/article/france-fighter-jets-military-aviation-ukraine-emmanuel-macron-kyiv-direct-support-russia-war/
https://www.understandingwar.org/backgrounder/russian-offensive-campaign-assessment-june-6-2024
https://www.scramble.nl/military-news/france-donates-fighter-aircraft-to-ukraine