イギリスの画家ウィリアム・ホガースが死去した。
ArtDailyは2019年10月26日に、イギリスのロココ時代の画家、版画制作者、風刺画家、社会的な批評家、および西洋の連続アートを開拓したと考えられコミック編集者であったウィリアム・ホガース(William Hogarth/1697 - 1764)が、1764年10月26日にイギリスのロンドンで死去したと報告した。
ロンドンのチズウィックの聖ニコラス教会(St. Nicholas Church, Chiswick, London)に埋葬され、 彼の友人で俳優のデビッド・ギャリック(David Garrick)が、彼の墓石に碑文を作成した。
Farewell great Painter of Mankind
Who reach'd the noblest point of Art
Whose pictur'd Morals charm the Mind
And through the Eye correct the Heart.
If Genius fire thee, Reader, stay,
If Nature touch thee, drop a Tear:
If neither move thee, turn away,
For Hogarth's honour'd dust lies here.
ロンドンのテムズ川の河畔にあるチズウィックの聖ニコラス教会とウィリアム・ホガース(William Hogarth)の家は、すぐ近くである。
また、ウィリアム・ホガース(William Hogarth)の家は、現在はホガース博物館で、その前の道路は、ホガース・レーンと言う。
また、日本も選挙直前だが、ウィリアム・ホガースは目面しく、選挙の絵を描いている。
また、著作権法を作ったことでも知られている。
https://time-az.com/main/detail/61946
彼の父親は、リチャード・ホガース(Richard Hogarth/1663 - 1718)
彼の母親は、アン・ホガース(Anne Hogarth/1661 - 1735)
彼の妻は、ジェン・ホガース(Jane Hogarth/1709 - 1789)
彼の兄弟は、兄のジョン・ホガース(John Hogarth/1691 - ?)
姉のエリザベス・ホガース(Elizabeth Hogarth/1692 - ?)
妹のマリー・ホガース (Mary Fraser/1699 - ?)
妹のアン・ホガース(Anne Hogarth/1701 - 1771)
弟の若くして死んだトーマス・ホガース(Thomas Hogarth/1701 - 1710)
弟の若くして死んだエドモンド・ホガース(Edmund Hogarth/1705 - 1710)
British Museumが2017年10月26日に、Facebookで公開した「British artist William Hogarth died #onthisday in 1764.」でBEER STREETの版画の左に絵を描いている人がいる。これは本人かもしれない。右の絵の2階には、首をつっている人が描かれている。
このようなルーペで見る絵が、私は大好きで、時々何が隠されているか探す。
ウィリアム・ホガースは、1697年11月10日にイギリスのロンドンで生まれた。
イギリスは、絵画史で不毛の土地と言われてきた。
ルネサンス期、バロック期を通じてハンス・ホルバイン(Hans Holbein der Jüngere/1497/1498 - 1543)、アンソニー・ヴァン・ダイク(Anthony van Dyck/1599 - 1641)といった外国出身の画家以外で、イギリス独自の様式をもった絵画は、ウィリアム・ホガースによって初めて登場した。
彼の作品は、リアルな肖像画法から、「現代道徳的主題(modern moral subjects)」と呼ばれるコミックのストリップ似の一連の絵に及んでいた。
彼の作品の知性がすごく広がっているので、このスタイルでの政治風刺は、しばしば「ホガース(Hogarthian)」として参照される。
ホガース夫婦には子どもがいなかったので、ウィリアム・ホガースは、生涯を通して、パグを愛していた。愛犬のトランプは、自身の作品(自画像)にも登場するほどである。人々は、ホガースをパグになぞらえて、いつしかホガースのことを「パグ画家」と呼ぶようになった。
ホガース夫妻は、そろって犬をかわいがった。ホガース夫人は、スパニエルが好きで、なかでもポンペイという名の犬がよく知られている。
今回公開された絵は、訪問者が、ロンドンのテート・ブリティッシュ・アート・ギャラリーで2007年02月05日月曜日(Tate Britain art gallery in London, Monday, Feb. 5, 2007)に、展示されたウィリアム・ホガースが描いた『リチャード3世としてのデイヴィド・ギャリック(David Garrick as Richard III)』を描いた作品をみているところである。
私は、個人的にもウィリアム・ホガースが大好きで、オリジナルの版画を何枚も持っている。
私が持っている版画は、ウィリアム・ホガースのレゾネを作った時に使われた版画である。
つまり、Hogarth'sGraphic WorksのCompiled and with a commentary Ronald Paulson著ということで、Ronald Paulsonが所有していた版画ということになる。
えらく出どころが、はっきりしたものであった。
ロンドンのチズウィックの聖ニコラス教会(St. Nicholas Church, Chiswick, London)の緯度、経度
51°29'09.3"N 0°15'01.7"W
または、
51.485917, -0.250472
ウィリアム・ホガース(William Hogarth)の家の緯度、経度
51°29'13.0"N 0°15'18.4"W
または、
51.486950, -0.255114
1788-08-02---イギリスの画家トマス・ゲインズバラはが死去した。
1727-05-14---イギリスの画家トマス・ゲインズバラは洗礼を施された。
1697-11-10---イギリスの画家ウィリアム・ホガースが生まれた。
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