見出し画像

Die Deutsche Telekom、通信事業者向け契約を獲得。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリストト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として2022年03月04日に、ドイツテレコム(Die Deutsche Telekom)は2021年、ドイツ国内で€63億のモバイルサービス収入を上げ、直接の競合相手であるボーダフォン(Vodafone)やテレフォニカ・ドイツ(Telefónica Deutschland)を大きく引き離していると報告した。

https://time-az.com/main/detail/76372

しかし、アニュアルレポートに基づくStatistaのグラフが示すように、後者の会社は2022年にはこの差をさらに縮める可能性がある。

ドイツ連邦ネットワーク庁(Bundesnetzagentur)のデータによると、テレフォニカ・ドイツは2021年にO2やE-Plusブランドを含む約150万人の携帯電話加入者を新規に増やした。

これは、競合のボーダフォンの約520万人やドイツテレコムの約470万人に比べるとかなり少ないが、それでもこの成長により、前年比3.5%の増収を達成した。

一方、D2およびD1ネットワーク事業者の成長率は1.4%にとどまった。

ボーダフォンは、他の事業地域ではブロードバンド接続に収益を依存しているが、ドイツではモバイル市場が重要な柱となっており、ドイツにおけるグループ全体の収益の半分弱を稼ぎ出している。

一方、ドイツテレコムにとっては、インターネット事業の方がはるかに有利で、2021年には約€150億の収益を上げることができた。

ドイツには3大通信グループ以外の携帯電話サービスもあるが、売上高ベースでのシェアはごくわずかである。

VATMとDialog Consultによる市場調査によると、1&1 Drillisch、Freenet、その他すべてのプロバイダーを合わせても、2021年の売上は約€35億に過ぎない。2021年末のドイツ国内のモバイル接続数は、2020年末より1,100万件多い1億6,100万件が登録されている。

ボーダフォン、テレコム、テレフォニカの3社は、ウクライナ戦争に関連して、ドイツの他の地域でも話題になったばかりだった。

2022年02月27日より、ドイツの通信事業者3社と携帯電話事業者最大手が、ウクライナとの通話料および同国内でのローミング料金を全ユーザーに無料化した。


いいなと思ったら応援しよう!