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ロッテ系TV通販、新し物好きの韓国人をターゲット!?

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年01月17日に、韓国テレビ通販大手のロッテホームショッピングは2022年01月13日に、メタバース(仮想空間)のプラットフォーム構築に向け、情報通信技術(ICT)分野の13社・専門家と業務協定を締結したと発表した。

ロッテホームショッピングは2021年12月22日に、自社開発の仮想モデルのインフルエンサーである「ルーシー(Lucy)」をショーホストとして正式にデビューさせている。

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「ルーシー」には、触知映像コンテンツ制作会社である「フォーバイフォー(4by4)」とコラボし、モデルリング作業やモーションキャプチャ、映像合成などのVFX効果を活用した技術を導入した。

「ルーシー」のSNSでのフォロワー数は7万人を超えているという。

https://time-az.com/main/detail/76040

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ロッテホームショッピングは、
DX(Digital Transformation/デジタル・トランスフォーメーション) を推し進めるため、
AI(Artificial Intelligence/人工知能)
VR(Virtual Reality/仮想現実)
現実と仮想世界を融合するXR(Extended Reality/エックスリアリティ/X Reality/クロスリアリティ)
ブロックチェーン(Blockchain分散型台帳)
デジタル資産のNFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)
クラウド(Cloud)を手掛ける企業や専門家と協力していくという。

実は、このような動きは、オンラインショップができた当時から、仮想の都市の中で購入する空間として導入されてきた。
しかし、ことごとく失敗してきた。

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それがなぜ失敗してきたかを忘れて参入すると失敗することだろう。

2022年04月には、NFT事業に着手する。また、動画を使って商品を売る「ライブコマース」を3次元(3D)仮想世界で具現化し、アバター(分身)が商品とブランドを体験できるようにする計画だという。

さらに、2022年01月中に、メタバースプラットフォームを構築するための協議体を新設し、2023年をめどに統合プラットフォームの開設を目指すという。

Facebookが、どうなるかを見極めてから、それ以上のものを構築できるかどうかを検討すべきだろう。

確かに、FakeとRealの見分けがつかなくなってきているが、それだけのことである。

例えば、浅草の仲見世でVR3Dグラスをつけて歩くと、金の龍が登場し、上空では鶴か舞。浅草観音が色っぽく踊り出す。阿吽の仁王が飛び出してきて、相撲を取り始めるなどと言ってことは、それほど難しいことではないが、同じものは見たがらないだろう。

フランスでは、火災で焼け落ちたノートルダム寺院をメタバースで解説し。悪魔が住み着いたノートルダム寺院を体験できたり、歴史の世界に観客を迎え入れ、ディズニーより知的な空間を提供すると伝えている。

このようなメタバースは、どんどん増えるだろう。

メタバース・ハックや、メタバース・レイプが既に問題になり始めている。

2021-12-18---メタのバーチャル空間でさっそく痴漢行為が発生。
2021-12-16---マイクロソフト、古代オリンピアを復活させ、その歴史の不思議を探検。
2021-12-14---ディズニーランドに似たノートルダム寺院の改築を承認。
2021-12-13---Nike、バーチャルファッションのスタートアップ企業RTFKTを買収。

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