カンボジアのシアヌークビルで、国内最大規模の発電所稼働。
アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年12月20日に、カンボジアの新聞「クメール・タイムズ(Khmer Times/電子版)」は2022年12月19日に、カンボジア南部シアヌークビル(Sihanoukville, southern Cambodia)で2022年12月16日に、カンボジア国内で最大規模の発電施設「Huadian Preah Sihanou Coal-fired Power Plant」が稼働したしたと報告した。
出力は70万キロワット。政府は、電力の輸入削減を目指す考えだと伝えている。
稼働したのは石炭火力発電所。出力350メガワットの発電施設2基で構成される。中国華電集団傘下の華電シアヌークビル・パワー・ジェネレーション(Huaden Sihanoukville Power Generation)と地場CIIDG(Cambodia International Investment and Development Group/カンボジア国際投資開発グループ)がUS$12億8,300万 (約1,740億円)を投じ、2020年08月から建設を開始した。
中国と協業だから、石炭火力発電所になってしまった。
カンボジアなら、補助金が出たのに残念。
2022年11月に工事を完了した後、試運転の成功を受けて2022年12月16日に本格稼働に踏み切った。
EAC(Electricity Authority of Cambodia/カンボジア電力庁)によると、2021年の国内のエネルギー需要は401万4,000キロワットで、前年から1.1%増大した。うち国内の発電量は303万3,000キロワットで、残りをタイやラオス、ベトナムから輸入した。
シアヌークビル州政府は同発電所の建設に当たり、「国内最大の出力を誇る華電シアヌークビル発電所の稼働により、国内の電力供給構造が改善され、近隣各国からの電力輸入量を削減できる」とコメントしていた。
カンボジア国内で最大規模の発電施設「Huadian Preah Sihanou Coal-fired Power Plant」の緯度、経度。
10°43'58.8"N 103°34'58.1"E
または、
10.732989, 103.582811
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