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AppleのiPhone、調査結果から中国で期待外れのスタートだった。

米国の新聞「ブルームバーグ(Bloomberg)」は2023年10月16日に、カウンターポイント・リサーチ()Counterpoint Research)とジェフリーズ(Jefferies)の調査から、アップルの新型iPhone 15の中国での売れ行きは前モデルよりもはるかに悪く、これは頑固な消費低迷とファーウェイ(Huawei Technologies Co./華為技術)などのライバルの台頭を反映している。

Appleの主力デバイスの販売は、発売後最初の17日間でiPhone 14と比較して4.5%減少していると、市場調査会社カウンターポイント・リサーチがブルームバーグ・ニュースに提供された未報告の数字から推定した。
エジソン・リー率いるジェフリーズのアナリストら(Jefferies analysts led by Edison Lee)は、Mate 60 Proの驚くべきデビューによりファーウェイがアップル全体を上回り、iPhone 15の売上高は前モデルに比べてさらに大幅に2桁減少したと推定した。

日本では、Mate 60 Proがすでに値下がりしている。

259,028円-30%
181,320円

中国で、iPhone 15も値下がりするだろう。

ただし、アップルにしたら、iPhoneの組み立てを中国からベトナムとインドに移したことでの反発だろう。
そんなことは十分に分かっていたはずである。

Appleがここ10年で最も低迷するスマートフォン需要と過熱モデルの反動に直面しているときに、2018年頃以来、中国でのiPhoneの最悪のデビューの1つとなると伝えている。

カウンターポイントは、中国でのiPhoneの不振は主に新型コロナウイルスの谷からの回復に苦戦している経済のせいだと主張した。

しかし、米国ではiPhone 15が販売開始から最初の9日間で2022年と比べて2桁の伸びを記録する可能性が高いと強調した。

AppleとHuaweiは、母国に支援が大きく影響してる。
しかし、人口比から行くと、中国が有利かもしれない。

もうすぐ、カウンターポイントから、調査結果が来ることだろう。

iPhone 15と、iPhone 14の比較が楽しみである。

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