ハリスとFoxのブレット・ベイヤーとの噛み合わないインタビュー、「最後まで言わせてください。」

CNNは2024年10月18日に、民主党の大統領候補カマラ・ハリス(Democratic presidential nominee Kamala Harris)とフォックスニュースの司会者ブレット・ベイヤー(Fox News anchor Bret Baier)によるインタビューで、カマラ・ハリスとドナルド・トランプ(Donald Trump)には、共通点が 1 つだけある。おそらく、ただ1つだけだろう。2人とも喧嘩が好きなのだ。

トランプの個人的かつ政治的な哲学は、父親と故弁護士ロイ・コーン(Roy Cohn)から学んだ教訓に基づいている。つまり、彼は「殺し屋」であり、あらゆる対立に勝ち、決して引き下がらない、さもないと負け犬になるということである。

ハリスには、トランプ氏のようないじめっ子ぶりはない。しかし、彼女は厳しい戦いのときに最も政治的に効果的であることを示している。彼女はトランプとのたった1回の討論会でトランプに勝利をもたらした。政治家としての彼女の最高の瞬間は、元検察官としてのスキルを生かせる討論会や議会公聴会だ。奇妙なことに、ハリスはあまり敵対的ではない環境にいるときに最も露出している。先週、昼間のトークショーに親しげに出演した際、彼女は過去4年間のジョー・バイデン大統領と違うことを1つ思いつくのに苦労した。バイデン氏が不人気であることを考えると、これはあまり良い印象を与えない。

副大統領は水曜日、トランプ氏支持派のフォックス・ニュースとのインタビューで再び戦いへの意欲を見せ、自慢げに語った。トランプは2度目の討論会のリスクを冒すことを拒否しているため、彼女は次善の策を講じた。保守系メディアの巣窟に赴き、最も熱心な支持者の前で元大統領をこき下ろすのだ。彼女はトランプを好まない共和党員、無党派層、さらには同局を視聴する民主党員の一部と話をしようとした。

ハリスとアンカーのブレット・ベイヤーは、ハリスが政策の二転三転に焦点を合わせ、ハリスが主張を力説するなか、互いに口を挟んだ。「最後まで言わせてください。最後まで言わせてください」とハリスは言い、議会の公聴会や討論会で男性のライバルに使ってきた手法を使った。

しかし、フォックスも望んだ通りのことをした。インタビュー後、何時間もかけて徹底的に分析した。共和党の視聴者が考え直しているかもしれないという可能性に備えて、トランプの成人した息子のエリックとドナルド・ジュニア、そして元大統領の強硬派の国内政策顧問だったスティーブン・ミラー(Stephen Miller)に放送時間を割いた。

インタビューを見たリベラル派の大半が勝利だと考え、保守派がハリスにとっての大惨事だと思ったことは、アメリカがいかにイデオロギー的に2つの別々の国に分極化しているかを示すものだ 　と伝えた。

https://edition.cnn.com/2024/10/17/politics/harris-fox-new-trump-analysis/index.html
https://www.abc10.com/article/news/nation-world/harris-interview-with-fox-news-exchanges-over-immigration-and-more/507-b00ecab2-9fc5-44a0-8518-d023b790a089
https://www.euronews.com/2024/10/17/kamala-harris-pledges-break-from-biden-presidency-in-combative-exchange-with-fox-news