ファイザー社、3回目のワクチン接種の承認を要求。

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AP通信は2021年07月09日に、ファイザー(Pfizer)社は、COVID-19ワクチンの3回目の接種の承認を米国で求めようとしていると報告した。

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2021年07月08日木曜日には、12ヶ月以内にもう1回接種することで、免疫力が劇的に向上し、懸念されている最新のコロナウイルスの突然変異を防ぐことができるかもしれないと述べた。

実は、私も先日2回目のワクチン接種を受けた時、その医院長に、2回では終わりそうにない。
まださらに3回目、4回目と続きそうですね!と言うと、確かにそうですね。という返事が返ってきた。

現場は、すでに気がついていた。

https://time-az.com/main/detail/74766

ファイザー社のCOVID-19ワクチンをはじめ、広く使用されているCOVID-19ワクチンは、世界中で急速に広まっている感染力の高いデルタ(Delta)型に対して強力な防御力を発揮することが、複数の国の研究で明らかになっている。

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デルタ型だけでなく、すべてのコロナウイルスに対する抗体を作るには、ほとんどのワクチンを2回接種する必要があるが、パンデミックが続く中、世界のほとんどの国では、最初の予防接種を必死に受けている。

しかし、抗体は時間が経つと自然に弱まっていくもので、いつ、どのようなタイミングで再投与が必要になるかを調べる研究も進められている。

木曜日、ファイザー社のミカエル・ドルステン博士(Dr. Mikael Dolsten)はAP通信に対し、同社のブースター試験の初期データによると、3回目の投与では、数ヶ月前の2回目の投与に比べて、抗体レベルが5〜10倍に跳ね上がることが示唆されていると述べた。

つまり、前の2回の接種で体内にできた免疫性が、急激に刺激を受けて、急増すると言う。
ただし、それは体力にある人で、例えば、ドイツでインフルエンザの予防接種を受けた時、日本人には強過ぎてふらふらしたことがある。

これは想像であるが、今回の2回のワクチンは、欧米の人より、効果が高く、長く続くことだろう。

厚生労働省は、それを確認することが急務である。

ファイザー社の発表から数時間後、米国の保健当局は、ワクチンを十分に接種したアメリカ人にはまだブースターは必要ないという声明を発表した。

FDAとCDC(Centers for Disease Control and Prevention/米国疾病対策センター)は、共同声明の中で「科学的根拠に基づいた厳格なプロセスで、ブースターが必要かどうか、あるいはいつ必要になるかを検討している。」と述べている。このプロセスには製薬会社からのデータも含まれますが、それらのデータのみに依存するものではない。
また、ブースター注射に関する決定は、「科学的に必要であることが証明された」場合にのみ行われる。

現在、米国では人口の約48%しか完全な予防接種を受けておらず、デルタ型が急増している地域では、予防接種率がはるかに低いところもある。CDCのディレクターであるロッシェル・ワレンスキー博士(Dr. Rochelle Walensky, the CDC director)は2021年07月01日に、このことが「2つの真実」につながっていると述べた。

つまり、免疫率の高い地域は通常の状態に戻りつつある一方で、他の地域では入院件数が増加しているということである。

これは、大阪の患者を刀鋸にヘリコプターで運んで支援すると言う小池百合子知事の考えは、完全な間違いで、大阪が自力で解決すべきで、助けられると、その甘えが盲点を作る。

つまり、準備ができなかった知事は、次の選挙で消えるべきである。

それが、政治である。

"この急激な増加は困ったものです」と述べています。数週間前には、デルタ型が米国の新規感染者の4分の1強を占めていましたが、現在は50%強、中西部の一部などでは80%にも達している。

また、木曜日には、フランスのパスツール研究所(Pasteur Institute)の研究者が、完全なワクチン接種が重要であることを示す新たな証拠を報告しました。

研究チームは、実験室でのテストにおいて、ファイザー社とアストラゼネカ(AstraZeneca)社のワクチンの初回接種を受けた数十人の血液は、デルタ型のウイルスを「ほとんど抑制しなかった」とネイチャー誌(journal Nature)に報告しました。
しかし、2回目のワクチンを接種した数週間後には、ほとんどの人がデルタ型を中和するのに十分な免疫力を獲得したと考えられた。

つまり、1回と2回では、免疫力が急増すると言うことで、ここでも焦ったら、別の問題が起こる可能性もあり、様子を見ようと言うことである。

これはイギリスのオックスフォード大学とドイツのマインツ大学の競争でるが、実は両校は、昔から仲がいい。
私はマインツ大学で両方から治験参加要請があり、参加協力していた。

一度、治験を受けた人が死んで、大騒ぎになったが、後でそれは単純な寿命である雨と言っていた。

今回の実験では、デルタ型の変異体が欧米諸国で最も広く使用されているワクチンを回避できないという現実のデータに加えて、ウイルスがさらに進化する前に、世界中の多くの人々にワクチンを接種することが重要であることが強調された。

イギリスの研究者たちは、例えば、ファイザー社のワクチンを2回接種することで、デルタ型による入院を96%、症状のある感染に対しては88%防ぐことができるとしている。

この結果は、先週末にカナダの研究者によって報告されたが、イスラエルからの報告では、デルタ型の軽度の感染に対する防御率は64%と低くなっている可能性があった。

完全にワクチンを接種した人でも、デルタ型が急増している場所でマスクを着用する必要があるのかどうか、疑問が深まっている。米国では、CDCは完全にワクチンを接種した人はマスクをする必要はないとしている。

デルタ型が登場する前から、ワクチンは完璧ではなかったが、最良の証拠は、ワクチンを接種した人がコロナウイルスに感染したとしても、その症状ははるかに軽いことを示している。

米国政府の感染症専門家であるアンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci, the U.S. government’s top infectious disease expert)は2021年07月08日木曜日、「強調しておきますが、ワクチンを接種していれば、非常に高い確率で感染を防ぐことができます」と述べた。

米国では、数週間前から感染者数が増加しており、入院率も前回の7日間の平均値から7%上昇するなど、増加傾向に転じているとロッシェル・ワレンスキー博士が木曜日に記者団で語った。
しかし、死亡者数は平均して減少しており、これは少なくとも、重症化しやすい65歳以上の高齢者のワクチン接種率が高いことが一因であると考える専門家もいます。

ワクチンは、できる限り安くし、できれば無料で世界中に配布すである。

とくにペルーを含む中南米やアフリカが、健康のために、ワクチンを求めてる。

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