タイ、今月中にワクチン接種1億回達成を予測。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年11月10日に、タイのプーチャッカーン(Phu Cha Kaan)は2021年11月09日に、アヌティン・チャーンビラクル副首相兼保健相(Thailand's Deputy Prime Minister and Minister of Health, Anutin Charnvirakul)は、国内の新型コロナウイルス・ワクチンの接種回数が今月中に1億回分を超えるとの見通しを示した。これは、政府目標を1カ月前倒しで達成することになると報じたと報告した。

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国内の新型コロナワクチンの2021年11月07日までの累計接種回数は、1回目が4,399万610人、2回目が3,391万2,537人、3回目が259万6,465人で、累計で8,049万9,612回となった。人口の65.44%に相当する。政府は年内に1億回を接種する目標を掲げていた。

一方、DMS(Department of Medical Services/保健省医療局)によると、政府は米製薬大手メルクが開発している新型コロナウイルスの軽症者向け飲み薬「モルヌプラビル(molnupravir)」について、今年末から来年初めの輸入を目指している。プラユット首相が早期調達を指示しているためで、米ファイザーが開発している同「パクスロビド(PAXLOVID)」についても、12日に同社と交渉する見通しだと言う。