ライカ、伝統と柔軟性を融合させた美しいカメラ「M11」を発表。
DesignTAXIは2022年01月14日に、ライカ(Leica(は、伝統的な世界観と現代的な世界観の双方を兼ね備えた新型M11を公開した。
このカメラのデザインは、ライカMの象徴的な外観を踏襲しつつ、「効率性と人間工学」に重点を置いて改良・刷新されているとのことである。
https://time-az.com/main/detail/76033
トリプルレゾリューションセンサー、拡張ISO感度、デュアルメモリーを誇るM11は、ライカがこれまでに製造したMシステムカメラの中で最も柔軟性の高いカメラとして、「デジタル史における新たなベンチマーク」と位置づけている。
このセンサーにより、ユーザーはDNG形式のRAW画像ファイルを撮影し、JPEGは60、36、または18メガピクセルで記録することができる。低解像度で撮影する場合、カメラはセンサーエリアをクロップするのではなく、フルに使用する。
しかし、オートフォーカスのような機能は、このカメラには、今回も搭載していない。撮影は手動のみで、ピント合わせにはレンジファインダーを使用する必要がある。もちろん、利便性を最優先した設計ではないかもしれないが、その分、従来の「撮る」「写す」という作業に没頭できる。
また、オートフォーカスモーターなどのスペースを確保する必要がないため、カメラのコンパクト化にも寄与している。
しかし、そんな懐かしい要素の中にも、カメラの底面にUSB-C端子を搭載し、バッテリー充電が容易になったり、カメラからパソコンへの画像転送が苦にならないなど、現代を示唆する要素もある。
3インチの背面画面は233万画素以上を誇り、これは先代の2017年モデル「M10」の2倍以上である。さらに、64GBのストレージが用意されているので、撮影者は外部メモリーカードだけでなく、内蔵メモリーにも画像を保存できるようになった。
M11は現在、ブラックとシルバーのカラーバリエーションが用意されており、価格はUS$8,995。
小型のカメラとしてはかなり高額な価格設定かもしれないが、その分、評価できる点も多いのではないだろうか。
昔。私が日本にいた時に、お世話になった人がドイツに来るというので、隣の街のフランクフルト/Mに会いにいったら、その人の知人がフランクフルト/Mの教会で結婚するので一緒に来てほしいと言われ、全く知らない人の結婚式に出席するということになり、教会に行くと、全く知らない人から結婚式の写真を撮影してほしいと言われ、プロ用のカメラを渡された。
なんか嫌な感じがしたので、私はプロ用のカメラで写真を撮ったことがないので、写真が撮れていなくても許してくださいというと、大丈夫ですということで、簡単な説明を聞いて、ものすごい数の写真を撮影した。
そして4ヶ月後、私の知人から、結婚式の写真は、1枚も撮れていなかったと連絡が来た。
つまり、日本から、わざわざドイツまで来て結婚した記念写真「ゼロ」という事件を経験している。
高級で、難しいプロ用のカメラは、私向きではない。
どんな誇りも。私には埃に過ぎない。・・
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