香港の活動家は2020年に保釈を受けた後、台湾、その後イギリスに逃亡するよう言い渡されたと裁判所が審理。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のデジタル・エディターであるシア・ドリスコル(Shea Driscoll)は、ブライアン・ウォン(Brian Wong)が2024年04月11日に公開した活動家から検察証人に転身したアンディ・リー(Andy Li)が、2020年8月下旬に失敗した台湾への逃亡計画についてメディア王の弁護人に語る。(Hong Kong activist told to flee to Taiwan, then UK after receiving bail in 2020, court hears)を紹介した。

アンディ・リーはまた、野党ロビー団体での活動に関して香港のメディア界の大物ジミー・ライ・チーイン(Jimmy Lai Chee-ying/黎智英)やその仲間からいかなる指示も受けていないという弁護側の主張にも同意している。

香港の実業家黎智英の裁判の主要な検察証人は、アンディ・リーが4年前に中国政府が課した国家安全法に基づいて逮捕された後、ボートで台湾に逃亡し、イギリスに向かうよう指示されたと述べた。

拘束された活動家アンディ・リー・ユーヒン(Andy Li Yu-hin )は2024年04月11日木曜日に、黎智英の注目を集めた裁判の58日目に、黎智英の弁護士の要請に応じて2020年8月下旬に香港から逃亡しようとして失敗したことを説明した。
蘋果日報の創始者黎智英(76)は、外国勢力との共謀という2件の共謀罪と、扇動的な出版物の印刷・配布の共謀という3件目の共謀罪を否認した。

アンディ・リーは2021年に外国勢力との共謀で有罪を認め、検察証人となった。

アンディ・リーは「SWHK(自由のために闘い、香港とともに立つ/Fight for Freedom, Stand with Hong Kong)」ロビー団体の中心メンバーで、検察当局はこの団体を香港や中国本土に対する制裁やその他の敵対行為を引き起こすために黎智英が主催したと主張している。

プログラマーから活動家に転身したアンディ・リーアンディ・リーは、2020年に中国海警局に逮捕された香港人12人の中にも含まれており、この事件は世界的な注目と処遇への懸念を集めた。
アンディ・リーは西九龍裁判所に対し、当初の計画では台湾で自首し、釈放後ヒッチハイクでチェコに向かう予定だったが、台湾への到着はチェコ当局者の訪問と一致すると予想されていたためだと語った。

香港検察が提示した検察証人に転身したアンディ・リーの証拠は、ここでもアンディ・リーに否定された。

香港検察の詰めが崩れ始めている。

2024年04月10日---黎智英の支援を受けているとされる香港の活動家、金を受け取ったことがないと語る。

https://www.scmp.com/news/hong-kong/law-and-crime/article/3258659/jimmy-lai-trial-hong-kong-activist-told-flee-taiwan-then-uk-after-going-bail-2020-court-hears
https://www.pressreader.com/china/south-china-morning-post-6150/20240412/281633900271513