イギリス、英仏海峡経由での不法入国削減で、不法移民をルワンダ移送。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年04月19日に、イギリスのボリス・ジョンソン首相は2022年04月14日に、ボートなどで英仏海峡(English French Channel)を渡る不法移民を減らす狙いで、イギリスに2022年01月以降に入国した不法移民について、ルワンダ政府と協定を交わし、一部をルワンダに移送する計画を発表したと報告した。
私もスコットランド人と車でフェリーを使ってイギリスに入国した時、やたらに厳しい検問調査され、友人のスコットランド人が飛んできて、彼は違うと説得してくれたことがあった。
また、国境警察の話している言葉が、さっぱり理解できなかった方言であった。
https://time-az.com/main/detail/76689
2022年01月01日以降に不法に入国し、第三国で難民申請を行わない移民は、ルワンダに移送される可能性がある。移送された移民は、同国で居住権の申請を行うことになる。イギリスはルワンダ政府との合意に基づき、まず1億2,000万ポンドの支援金を提供する方針だという。
しかし、国籍を厭わないでルワンダに送ることから、日本人や中国人、香港人でもルワンダに送られる危険性があり、最初にこれを聞いた時、大英博物館からの招待状を持っていたが、イギリス行きを中止しようと思った。
飛行機での入国はほとんど問題はないと言っていた。
ジョンソン首相は「順番を無視して列に割り込んだり、イギリスの制度を悪用する人々に自動的な定住への道を失くし、代わりに安全な第三国または出身国に迅速かつ人道的に移送するもの」と説明した。ところが国境警察が、時々無茶をする。その上で、ルワンダは世界有数の安全な国で、移民の受け入れや統合で国際的に認められていると指摘した。同国は向こう数年で数万人を受け入れる体制があり、受け入れ数に上限はないという。
今回の発表を受け、内務担当閣外相やカンタベリー大主教(Archbishop of Canterbury)らは「深刻な倫理的問題がある」などとして非難した。一方、プリティ・パテル内相(Britain's Interior Minister Priti Patel)は、批判者は解決策を提示できていないと一蹴している。
ボリス・ジョンソン首相によれば、英仏海峡を渡り入国した不法移民は13日だけで約600人。向こう数週間で、1日当たり1,000人に上る可能性があるという。
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