ファウチ博士が、メールで政府関係者に「一緒に乗り越えよう」と伝えていた。
米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2021年06月01日に、アンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci)は、パンデミックの初期に中国の保健当局者と文通し、「この世界にはクレイジーな人々がいる」ことを認め、「一緒に乗り越えよう」と誓っていたことが、2021年05月31日月曜日曜日に明らかになったと報告した。
米国の新聞「ワシントンポスト(Washington Post/電子版)」が入手した通信文によると、国の感染症のトップ専門家は2020年3月28日に、中国疾病予防管理センター所長のジョージ・ガオ(George Gao, director of the Chinese Center for Disease Control and Prevention)からメールを受け取り、その中でガオは、米国や他の国々が最初からマスクの着用を奨励しなかったことは「大きな間違い」であると述べたことを謝罪している。
「あれはジャーナリストの言葉遣いです。ご理解いただけると幸いです」とガオはファウチに書き送っている。「ウイルスを地球上から排除するために一緒に頑張りましょう。」
国立アレルギー・感染症研究所の所長(director of the National Institute of Allergy and Infectious Disease)は、「完全に理解しています。問題ありません。一緒に乗り越えよう」と返信した。
https://time-az.com/main/detail/74516
ファウチがパンデミックへの対応を批判される中、ガオは再び連絡を取った。
「あなたが何者かに攻撃されているというニュースを見ました。このような理不尽な状況下で、あなたが元気でいることを願っています。」とガオは2020年04月08日に書いている。
その3日後、ファウチは返信し、長年の友人の「親切なメモ」に感謝した。
「この世にはおかしな人がいるけれど、すべてはうまくいっている。」と、ファウチは書いていたと新聞は報じている。
中国の疾病予防管理センター所長のジョージ・ガオと親しかったという以外は、それほど重要とも思えない。
ただし、866ページを超える電子メールという、多くのプライバシーが、合法的に暴露されるということである。
また、文面のキリ貼り方で、どんな内容にもできる。