タイムズスクエアに、「娘の彼氏募集！」高さ14m。幅7mの広告。

米国の「mashup NY」は2022年01月07日に、ニューヨークのタイムズスクエアに「私の娘とデートして(Date my daughter)」と書かれた高さ14m。幅7mの巨大広告が写真付きで掲載されたと報告した。

https://time-az.com/main/detail/75986

広告を掲載したのは、ボストン在住の61歳になる母親ベス・デイビス(Beth Davis)は、30歳の娘のモーリー(Molly)を信頼できる相手に託したいと、マッチングアプリ「Wingman」で、娘の恋人探しを始めところ、創設者のティナ・ウィルソン(Tina Wilson)の目に止まり、広告を掲載する運びとなった。

母親ベス・デイビスは2004年に乳がんが発覚し、2020年06月に、医師から骨に転移していると告げられたという。

現在、転移乳がん薬を服用しており、少なくとも、2年は病気を制御できる見込みだと明かし、生きている間に、娘が父親とバージンロードを歩く姿を見たいと願いを語った。

娘のモリーさんは、今回の告知は「広い網を投じるようなもの」と説明。「私を敬愛してくれる人、そして愛せる人、共に人生を歩んでくれる人を探している」と述べ、期待を語った。母親の友人の中には、過干渉だと心配する声もあったというが、モリーさんは、良きパートナーを見つけるという母親の判断に、感謝していると語っている。

先述のウィルソンは、2人を起用した理由について、母親の病気や願いを知り、ビルボードに広告を出すことで「より早く、素晴らしい相手を見つける手助けをしたいと思った」とNBCニュースに語った。

広告の掲載期間は、約1カ月間。親子は週末にタイムズスクエアを訪れ、記念撮影などを楽しんだという。